彼岸花咲く光景 萩振る舞いの勝念寺

　　 萩の季節に訪れることができたお寺はここだけでした。伏見にある勝念寺さん。彼岸花とリコリスもちゃんとお彼岸に咲きましたね。
（※9月20日撮影）




勝念寺へ。門の額縁から、滝のように枝垂れる萩を楽しめるのがここ、勝念寺の魅力。しかし、本堂がみえないくらい茂ってますね、今年は。
そして、萩の足元に色を添えているのが彼岸花。
赤いのはリコリスですね。そして、シロバナヒガンバナ。カッと強い夏のような日差しが、参道に影で萩の模様を描いています。
リコリスとシロバナヒガンバナの間にはお地蔵様が。
お、こちらにはカエルちゃんも。勝念寺は「身代り不動尊」と呼ばれており、身代わり→かわり→カエルということで境内のいたるところにカエルちゃんがいます。
参道に付くほどのびた萩の横には彼岸花が咲いていました。
こちらが釜敷地蔵尊の地蔵堂。蔵を用いたお堂です。
萩をかき分けるようにして本堂の方へ向かうと、鳥居が見えてきます。
こちらは門出八幡宮。近年新たに鎮守社として整備されました。御本尊は、お寺に伝わる門出八幡宮立像。
鎮守者側から鳥居を振り返ると、萩に包まれるような感覚に。
萩の足元に彼岸花が咲いていました。やっぱり日陰が好きな彼岸花です。
こちらはリコリス。まだきれいに咲いていました。
萩のトンネル・・・な場所ですが、もはや這って出るほどの隙間しか空いてませんｗ鬱蒼としているので、ご機嫌な彼岸花たち。
彼岸花に埋もれるように石のカエルちゃんがいるのがわかりますか？しゃがんでいても萩が頭の上から被さってくる感じでした。
地蔵堂をバックに、芙蓉も大きな花を咲かせていました。
シロバナヒガンバナの向こうにお地蔵様が見えました。
萩をかき分けて進むと、花束みたいなリコリスが。
内側から見ても、門が見えませんもんね（笑）
紅白の萩、今年は育ちすぎましたｗ例年なら満開の頃ですが、この日はまだ咲き始めくらいの花数でしたし。
しかしすごい。萩の壁、というくらい門の前に立ちはだかっていました。こりゃ、駐車場の方から帰りましょうかね。ここでも芙蓉が印象的に咲いていました。
グルっと回って、最後に門からもう一度彼岸花と萩を眺めて、勝念寺を後にしました。