祇園祭2025 大船鉾曳初め

　　 人の波をかき分け進む大船鉾。狭い新町通りを進む様子は圧巻です
（※7月20日撮影）






四条通まで出てくると、大船鉾はもう一旦北進し、その後南進した後。再び、会所へと戻って来るんです。
電柱と電柱の間を進む大船鉾。屋根方さんは木の棒で電線をひっかけないよう押しています。
警察の方々が規制線を持ちながら進んできましたよ。
さあ、会所前で大船鉾の到着を待ちましょう。
その勇姿が、その全容がみえてきました。今年は舳先に大金幣を飾っています。龍頭とこの大金幣を隔年で飾っておられるんですよ。
会所前までやってきました。音頭取りさん、キマってますね。
さあ、接岸。あとひと曳きして会所にピッタリくっつけます。音頭取りさんの「エイヤラヤー！」が響きました。
広角レンズでも収まりきらない大船鉾の大きさ。車輪も祇園祭山鉾のなかで最大の2134mm。つまり、2mを超える立派な車輪なんです。昨年新調されたばかりのピカピカ。
というわけで、車輪もド級のサイズの大船鉾の全高は7.5ｍ。狭い新町通りでは下がっても全容が捉えられない大きさです。
囃子方さんの鉦の撥につけられた下緒が、演奏に伴って揺れる様子も素敵です。
接岸完了。車輪方さんが輪止めをいれます。
見事曳初めを終えた大船鉾。後祭の巡行の大トリを務める神功皇后の「凱旋の船」です。