さくら咲く奈良2025 光専寺のしだれ桜と山茱萸

　　 雨の似合う光専寺のしだれ桜ですが、今年は晴れた日の訪問となりました。これがまた、なかなか良かったです。
（※4月5日撮影）




山の端から朝日が登ってくる中、きらめく山茱萸を見つつお寺への道を登ります。
ここは光専寺。しだれ桜が美しいお寺です。
この向かいの山々に雨靄が漂うのが美しいのですが、今年はピカッと晴れました。うっすら靄がかかっていて、神々しい。朝は寒いほどの気温でした。足元の枯れ草には霜が降りてましたしね。そんな中、満開の桜が春を感じさせてくれました。
西側を見ると、啓翁桜と山茱萸が満開に。桃源郷の様相です。
少し登った場所から、霜の降りた枯れ草越しに。左右の山茱萸と、中央に立つ桜。なんとも美しい光景です。
啓翁桜越しのしだれ桜。朝日を浴びて輝いていますね。
さぁ、下に降りていきましょう。霜の降りた枯れ草の畝が、波打ち際のような造形美。
ここのしだれ桜を真横から撮るのは初かも。山茱萸とのコラボ。
そうか、晴れてたら見上げるのもありですね。
お寺の下の道まで降りてきました。靄が山肌を滑るように流れていく様子をバックに、啓翁桜が輝きます。
啓翁桜と山茱萸が混ざり合うように咲いています。
朝日に輝く啓翁桜。
少し移動すると、今度は山茱萸が朝日に輝く場所も。
ああ、春爛漫ですね。ピンクと黄色がなんとも華やか。
こんな斜面に・・・春の勢いが感じられますね。
斜面に咲く花たちなので、道から見下ろし気味に見られるのもポイントですね。
朝日に浮かび上がり、幻想的な啓翁桜や・・・
世界を黄色く染めるような満開の山茱萸を眺めて・・・
最後は満開の桃の向こうにしだれ桜をみあげて、光専寺を後にしました。