雪景色・金剛輪寺（前編・総門～明壽院庭園～本堂）

　　 金剛輪寺の雪景色も見てきました。積もりすぎて、前日まで拝観中止、この日は雪かきして見られるようにしていただいていました。
まずは総門から本堂までを前編としてお届けします。
（※2月22日撮影）




金剛輪寺へ。総門の屋根の雪は今にも落ちそう。受付には「拝観中止」の札が。前の日は雪が多すぎて拝観できなかったようです。この日は雪かきも終わって入れるようになっていました。一番乗りでお庭に向かいます。千体地蔵はまた後ほど。まずは明壽院庭園へ向かいましょう。
この日、お庭を歩くことは叶わず。危険なのだそうです。
確かに雪の量は多いけど、それほどでもない？？と思ったものの・・・理由は後ほどわかりました。というわけで、初めて庫裡の入口から入れていただきます。寒牡丹が満開でお出迎え。こちらもお花がキレイにいけてありました。おお、ここの襖絵は初めて見ました。ハスの絵だったのですね。上のふすまの裏手というか表は、この龍図。いつもならお庭から入って、この縁側から庫裡に入るので見たことなかったわけです。そして・・・危険の意味がわかりました。屋根から伸びすぎた爪のように雪が垂れ下がっています。護摩堂と茶室もすっぽり雪化粧。
お堂の中から額縁で雪景色を。ん～、枝に雪がついていないので、イマイチかなぁ。ここも雪が垂れ下がっていますね。落ちてくると危ないから、ということで、お庭を歩けなかったわけです。
雪に埋もれたサザンカに花がのこっていました。ちょっと大味な雪景色になりましたね。寒々しい景色の中、ホッと癒してくれるような飾りでした。さて、明壽院庭園を出て千体地蔵の方へ。
千体地蔵さまたちも一様に綿帽子を被っていました。ゴレンジャーっぽく五体のお地蔵様が並んでいました。よだれかけ、全部違う模様だったらなぁ（笑）雪に埋もれて、ちょっと寒そう。雪の中、赤いよだれかけが映えますね。こちらはトリオ。おそろいのよだれかけですね。さあ、仁王門が見えてきました。辛うじて階段が見えるくらい雪かきしていただいていましたが、なかなかの雪の深さです。見上げる仁王門。ここは屋根からの落雪はまだ大丈夫そうです。仁王門の額縁から本堂の雪景色が見えてきました。
いやはや、なかなかの雪の量です。木々に雪があったらなぁ。
後編、三重塔などを回っていきます。