2024紅葉光景 朝護孫子寺（前編・夜景）

　　 朝護孫子寺は初めての訪問でした。12月に入って紅葉が美しく染まったと聞いて、明け方から行ってきました。まずは前編として、朝日があがるまでの夜景をお届けします。
（※12月7日撮影）




まだ真っ暗に誓い朝6時。朝護孫子寺に到着しました。
参拝ができるよう、夜も灯籠が灯っていて、歩くのには問題なし。紅葉もほんのりライトアップされています。
鳥居の額縁の中に本堂が見えます。本堂も明かりが灯っていますね。
あれが目指す本堂です。長谷寺なども山の斜面にお寺の堂宇が並びますが、ここのスケールはすごいですね。
あっちへむかうんだぞ～虎が針路を指し示してくれています。
夜道だから気をつけてねー。子どもの虎ちゃんが応援してくれました。
紅葉に彩られた門をくぐり、参道を進みましょう。
紅葉のライトアップ、というわけではないのです。あくまでも参道を照らす灯籠。でも、紅葉もキレイに浮かび上がります。
紅葉の中に大きなイチョウが見えてきました。

渋い紅葉光景です。もちろん、人はほぼいません。時々早朝の参拝に来られている方が歩いておられる程度。
東を振り返ると、朝の光が山の稜線に沿って広がっていました。
真っ暗とは思えないくらいの紅葉の鮮やかさ。
銀杏の根元から見上げてみました。
葉を散らし始めた銀杏のおかげで、上も下も秋色です。
明かりの灯る灯籠の並ぶ様子と紅葉がちょっと異世界な空間を作り上げていました。
真っ赤ですね～。朝日が登ってからも歩いてみましょうかね。
空も白んできました。どうやらお天気は良さそうです。
少し離れて銀杏を振り返ります。やっぱりなかなかの大木ですよね。
紅葉が彩る参道。とても美しい夜景撮影となりました。
王蔵院。朱塗りの色に負けない紅葉が見事。
奥には成福院が見えます。紅葉のトンネルですね。
さあ、夜が明けてきました。そろそろ本堂を目指しましょう。
しかし、山の中にこれだけのお寺を作るとは、すごい労力がかかったことと思います。
経蔵の背後は立派なケヤキが。12月にまだケヤキの紅葉が見られるとは驚きでした。
きたきた～！紅葉越しに見る山の稜線が光っています。どうやらあの辺りから朝日がのぼりそう。
眼下にあの大きな虎が見えます。（探せますか？）山のあちこちを彩る紅葉たちが朝日の光に色めき立ちました。
後編、本堂での日の出からの続きをお届けします。