2024紅葉光景 艶秋・常照皇寺（後編・中庭編）

　　 常照皇寺、お庭の紅葉も見事でした。借景の山肌もきれいに色づきました。
（※11月27日撮影）




書院の中へ入りました。御車返しの桜の幹の向こうに紅葉が。
いろいろな額縁光景が楽しめます。ふすまの模様は独特ですね。

縁側へ。お庭から連続する背後の山肌も美しく紅葉の色取りラインが。
やや散りも入って、まさにクライマックスの状態でした。紅葉にうずもれるように小さなお社がありますね。
回廊の向こうには本堂が見えます。
床の間の向こうに見える額縁もきれい。
お庭入口の黄金色もこんな額縁で。
勅使門の彩り。
さて、外庭に回ってみましょう。お庭への入口は落ち葉の絨毯でした。
勅使門を横から。オレンジと赤の紅葉に挟まれていました。
塀の屋根と、紅葉と。まだ左手は緑混じりですね。
花格子の向こうに紅葉をぼかして。美しい細工ですね。
九重桜の近くには、こんな木が。いつも「龍」にみえるなぁと思っちゃいます。
九重桜の碑の周りもいい色に染まっていますね。
本堂の彩り。書院の屋根が工事中なので、アングルが限られます。
桜越しに本堂を正面から。
本堂につながる街道の脇に、池があります。この池の冷気で赤く染まる紅葉、今年も健在でした。
塀の外に広がる美しい光景にも目を奪われます。
見下ろすと、山門が紅葉に埋もれるように見えていました。
ふわっと光がさしました。
落ち葉が苔庭に散って美しいなぁ。
染まり具合も散り具合もバッチリのタイミングでした。さあ、そろそろ御暇しましょうか。
再び勅使門の下を通りかかりました。一層石段の彩りが増したように感じました。
門の額縁にて。
勅使門の下から、やや見下ろし気味で。紅葉越しの門、美しいです。
参道を下ります。黄色にそまった細道、素晴らしい帰り道です。

最後に山門をもう一度振り返って、常照皇寺を後にしました。