淡雪景色 三千院

　　 三千院も木々が鬱蒼としているだけあって、まだ雪がのこってくれていました。淡雪の光景ではありますが、どうぞ。
（※1月4日撮影）




三千院へ。
門の両側には立派な門松が設置されていました。
まずは聚碧園へ。おお、なんとか雪がのこってくれています。
さすがに雪の日はガラス戸が閉まっているのですね。おかげで寒くはなかったです。
とはいえ、やっぱり縁側の外へ。キーンと冷えた空気の中、聚碧園の池の周りの雪を眺めました。
斜めの生垣の向こうは往生極楽院。お庭は粉糖をまぶしたような雪景色でした。
あら、青空が出てきちゃいましたね。京都の雪は幻。青空が出ると見る見る消えていきます。
おお、こちら側にも青空が。これは急がねばなりませんね。
ガラス戸のある額縁光景もいいものですね。
おお、太陽が。神々しい光が木漏れ日となって聚碧園に降り注ぎました。
円融蔵への通路から池を望む。秋の名残の落ち葉がぎゅっと閉じ込められた池の底。
さ、縁側から雪景色を眺めたら、宸殿へ向かいましょう。
お、光がさしてきてますね。木々の雪はどんどんとけていきます。往生極楽院の屋根に雪があってよかった。
仏様の前にもふわっと雪が残ります。
まだ秋色の名残がある中、雪が降ったのですね。
往生極楽院側から宸殿を。かろうじて屋根が白く雪化粧していました。
朱雀門を向いて。通路の両側の苔庭に雪が。
往生極楽院の屋根はきれいに雪のコーティングがされていました。
観音堂前も苔庭には雪がのこってました。
寒々しい手水鉢。逆Vの字に行きがのこっていましたよ。
見下ろす往生極楽院。通路が整備され、スッキリ見下ろせるようになっていますので、こんなアングルからの雪化粧した往生極楽院も眺められました。
最後は往生極楽院を正面から。
淡い雪景色でしたが、年始から三千院で楽しめて良かったです。