2024紅葉光景 奥の院の紅葉（高野山）

　　 高野山・金剛峯寺の最後は奥の院です。戦国時代以前からのお墓が立ち並ぶ場所なので紅葉の美しかった場所だけ撮影です。
（※11月10日撮影）




一の橋を越えて、お墓の立ち並ぶエリアに入っていきます。入口では美しく色づき始めたモミジがお出迎え。
こんな感じで年代物の杉たちの間に戦国大名などのお墓が立ち並びます。桁違いのサイズのお墓です。何を隠そう、高野山は真言宗開祖の空海（弘法大師）の眠る御廟があります。弘法大師のお側で眠りたい、という信仰心、そして高野山という聖域にお墓を持つステイタス。お墓界の六本木ヒルズみたいな場所です。
という、お墓を撮影してもアレなので、奥の院までたどり着きました。御供所の紅葉を塀越しに。
ここ、御供所では、毎朝弘法大師のための食事が作られているんです。食事は朝6時と10時30分に歴代の行法師たちの手によって調理され、1200年間一度も欠かされたこのない重要な儀式なのだそうです。

御供所横のモミジは色づき始めでした。
例年美しい紅葉を見せてくれる平和橋付近。10月末でも散り始めていることがあるのに、今年はまだピーク前くらいでした。
平和橋から下流を眺めて。銀杏と紅葉の黄色とオレンジがキレイです。
上流側にも紅葉と銀杏。
流石に散り始めていましたが、11月10日に来てこの染まり具合とは、でした。
杉林をバックに、鮮やかに染まる紅葉たち。
この銀杏は半分くらい散っていました。
秋色真っ盛り。街なかでは、まだまだ緑が多かった時期ですが、さすが高野山です。
色も鮮やか。後数日で染まり切る、という感じでしたね。
盛りの紅葉の下、いい場所にベンチがありますね。
絵になるベンチです。
赤・オレンジ・黄色。青空のもとで、秋色が織りなす模様は秀逸です。
さて、企業墓地が立ち並ぶ場所を通って帰りましょうか。
奥の院から出てきたら、清浄心院のところにもキレイに光りが回っていました。
シャクナゲもキレイなんだろうなぁ。夏、秋、冬と訪れているので、春も一度来てみなければ。
苅萱堂の奥にある、大明王院への入口。ここも紅葉が色づいていました。
霊宝館前の紅葉にも光が回って美しかったです。最後は金剛峯寺前駐車場の銀杏を。ほぼピーク、少し散り始めでした。
おまけ。高野大滝にも行ってみました。晴れるとなかなか厳しい撮影条件です（笑）
付近の山もキレイに色づきつつありました。
瀧壺付近はやっぱりよく冷えるのか、いい色に染まっていますね。
帰りの高野天川線の山並みを。
まだ染まり始めでしたが、秋のタペストリーが出来上がりつつありました。
来年はピークの紅葉をみられたらいいなぁ。