三岐鉄道の朝

　　 朝イチ、曇り空でしたが三岐鉄道を見に行ってきました。お目当てはこれ。いつもの電気機関車ですがピッカピカです♪
（※10月26日撮影）




　朝6時。まだあまり人が乗っていない時間ですが、ちゃんと電車は走ってきます。三岐鉄道カラーのおなじみの電車です。
そして、お次は電気機関車。力強いモーター駆動音でなが～い貨車を牽いていきます。
ホントになが～いんです（笑）電気機関車2両連結で牽いていくのもよくわかりますね。
線路端にケイトウがいっぱい咲いていたのでそれを主役に。赤電カラー塗装の電車がやってきてくれました。
そうそう、この子も見たかったんですよね。旧三岐鉄道カラーです。
また電気機関車がやってきました。茶色にイエローラインが入ったおなじみの塗装。この時はまだ気づいていませんでしたが、二両目の機関車、イエローラインがないんです。
場所を変えて、保々駅へ。住友電装ラッピングが走っていきました。
あ、さっきの旧三岐鉄道カラーが帰ってきましたね。

そしてやってきたのが電気機関車。なんだかいつもより精悍な感じ。
そう、この10月に三岐線電化70周年を記念して登場した「茶一色」塗装の電気機関車。ED45形1号機です。
これが現在のED45形。保々駅は車庫もあるので、パンタグラフを畳んで寝てますね。
ご覧の通り、三岐カラーのイエローラインが入っています。視認性向上のためだったとか。でも、1954年に電化された三岐線、蒸気機関車から電気機関車に変更となった際には茶一色塗装だったのです。
奥は西武イエローの復刻、手前は三岐鉄道カラーのイエロー＆オレンジ。車庫はいろいろな車両が見られて楽しいですね。
車庫に入っていたED45形2号機。
グイッと車庫から出てきましたよ。整備を終えて出動のようです。
東洋工機、東洋電機のエンブレムが車両についていました。昭和36年製造のようですね。先輩やなぁ（笑）
さて、また場所を変えました。ここは東藤原駅。レンガ建ての駅舎がおしゃれです。奥に見えるのは太平洋セメントの工場なんです。
工場直結の東藤原駅。セメントを貨車に積んで、この電気機関車が運んでいくわけですね。もちろん、狙いはこの子、新塗装のED45形1号機です。
出発準備をしている横を、西武イエローの車両が走ってきました。
お、ちょっと引いてみたら・・・西武イエロー、新塗装、そしてJR東海から譲渡されたJR車両が揃い踏みでした。
新塗装の電気機関車が停車しているという素敵な状況。
せっかくなのでゆっくり側面も撮らせてもらいました。よく見ると、鉄板面が平らではないのがわかります。昭和初期の車両だなぁ、と実感。歴戦の猛者、という佇まいですね。
藤原岳をバックに。新塗装車両は1号機だけなので、常にこんな感じで新旧二両体制。東向いて走る時は新塗装が前に、西向いて帰ってくる時はいつもの電気機関車が前になるわけですね。
さあ、出発のようです。モーター起動！
70周年の復元塗装車両、ED45形1号機を堪能した三岐鉄道撮影でした。