2024紅葉光景 高野山の朝（金剛峯寺）

　　 美しい秋雲が広がった朝でした。壇上伽藍とその周辺を紅葉散策です。
（※11月10日撮影）




西塔前は桜紅葉が楽しめました。
蛇腹路を振り返ると、錦色のモミジトンネル。
色づき始めもいいものですね。
そして、桜紅葉だけではなく、小ぶりではありますが真っ赤なモミジが楽しめるのがこの西塔。
例年同様、ちゃんと真っ赤に染まって待っててくれました。
玉垣越しに西塔を。
手前の紅葉がワンポイントです。
池の周りも桜紅葉がキレイでした。
桜もこんなに赤くなるんですね。
モミジには少し早かった分、桜が楽しませてくれました。オレンジにも濃淡があって美しいです。
光の量がちょっと足りないものの、映り込みも楽しめました。
池からあがる冷気が桜をこんなキレイな色に染めるのでしょうね。
中門前も桜紅葉。右の紅葉は色づき初めでした。
六角経蔵の周りも色づき始めです。
そして、そこから杉林の奥に見えるのが御社。壇上伽藍全体も聖域ですが、ここは一段と静謐な雰囲気です。
六角経蔵は、下段についている取っ手がくるくると回せます。持って経蔵の周りをグルリと回ると、一切経を一通り読誦した功徳が得られるのだとか。
そうこうしている間に、根本大塔の上空には美しい秋雲が。
不動堂の上にも。
思いっきり広角で秋雲の空を入れてみました。おお、気づかぬうちに登場していた「こうやくん」。

もちろん、金堂の上にも。キレイだなぁ。
そうそう、西塔ももう一度見に行きましょう。先ほどとはまた違う光景になりました。
うつくしい秋雲が上空を覆った壇上伽藍。清々しい朝の散歩でした。
さて次回、朝の散歩は周りの塔頭へと進みます。