彼岸花咲く滋賀2024 醒ヶ井の梅花藻と彼岸花

　　 醒ヶ井といえば梅花藻なんですが、実は彼岸花もキレイに咲きます。百日紅咲く頃の光景とともにどうぞ。
（※9月11日撮影）




百日紅が満開となった日本料理の「樋口山」前。
折からの雨もあって、地蔵川の水は増水。梅花藻は完全に水中花になっていました。
加茂神社のところにも百日紅が咲きます。
そして、この加茂神社あたりの水辺に、彼岸花が点在。
ちまたの彼岸花は暑すぎて芽も出てませんでしたが、ここは地蔵川の冷気が天然のクーラー。木陰もあって、彼岸花も早めに開花します。
玉垣の間から。
9月11日だというのに、結構咲いていますね。ここは例年通りの開花のようです。
木漏れ日の中に真っ赤な彼岸花が点々と。これが醒ヶ井の彼岸花光景です。
凛として美しく。
木漏れ日がつくるスポットライトがいい雰囲気を出してくれます。
地蔵川をバックに。
ここは、いつも鬱蒼としているので、どことなく神秘的。彼岸花にポツンとスポットライトが当たると、異空間感がありますね。
別世界に引き込まれそうな空気の中、彼岸花が点々と咲いていました。
おお、去年も咲いていた仙人草。もじゃもじゃ満開です。
桜の根本にも。まだ蕾もいっぱいですね。
独特な花のフォルム。妖艶です。
このフォルムから炎が連想されるので、「家に持ち帰ると火事になる」なんていう迷信もあるくらいです。おそらく、茎を折ると出る汁にアルカロイド（毒）が含まれるため、触らないように、という親心から、脅すような迷信が産まれたのでしょうね。

火事にはならないにしても、この花の持つセクシーさは危険ですね（笑）
キキョウも満開でした。実は秋の花のキキョウ。万葉の昔、朝顔といえばキキョウのことだったそうです。
お、全部水中なのかと思ったら、一部顔を出してくれていた梅花藻。今回は梅花藻は主役じゃないので良いですがね（笑）
マツバギクも満開でした。菊と名前がつくものの、ハマミズナ科の花です。
かわいらしい花は「ニラ」の花。近くにいくと、あのニラの香りがしますよ（笑）
おお、百日紅と桜の葉が梅花藻に引っかかっています。
夏の終わりに見られる梅花藻光景。
カラフルに梅花藻を彩る様子を楽しんで、醒ヶ井を後にしました。