初秋の花咲く三千院（前編）

　　 三千院もその湿潤な気候で秋海棠がキレイに咲きます。まだ青々とした夏の庭に、初秋の彩り。前編・後編に分けてお届けします。
（※9月11日撮影）




大原へ。暑いのですが、ここまで来ると街中よりも3度くらい気温が低いですね。
三千院開門。青々とした空が清々しいです。
清浄水のところはいつも水が滴っているので、秋海棠もご機嫌です。
やっぱり日陰で水がある場所を好む花です。
縁側からひょっこり。かわいい子たちです。
この清浄水のところも秋海棠がきれいなのですが・・・
メインはこちら。手水鉢のまわりです。ここもよく茂っていました。
奥の方にも咲いていますね。聚碧園の青々としたお庭によく映えるピンクの花です。
手水鉢が見えないくらいに茂るのが三千院の秋海棠の元気良さ。
こんな感じです。これ、手水鉢なんですよ（笑）
お、尻尾がカラフルなトカゲちゃん。久しぶりに会えました。
インバウンドさん、もれなくお茶を頼まれるので縁側は大繁盛です。でも、あまり秋海棠には見向きもされない感じ（笑）
茶席の向こうの池の間割も青々としていますが、秋海棠とギボウシが色を添えています。
ピンクと青紫。夏の色合いですね。
石灯籠も青々と苔むして、花たちと調和しています。
一番奥は半夏生。白く変化した葉っぱが緑に戻りかけていて、パステルグリーンになっています。
池に映り込む秋海棠もいい雰囲気。
ギボウシも青紫ですが・・・
もうひとつの青紫の花、ヤブランも元気に咲いていました。
このヤブラン、聚碧園も元気でしたが・・・後編の有清園はもっとすごかったです。ご期待ください。
さて、もう一度池向こうの秋海棠とギボウシを眺めたら・・・
そろそろ有清園の方へ向かいましょうか。
その名にふさわしい青々とした庭園を彩る初秋の花々に癒やされた三千院・聚碧園でした。
後編は有清園から奥の院の方へ向かいます。