2024桜咲く奈良 室生小原の極楽桜

　　 青空に羽根を伸ばすようなフォルムの、丘に立つ桜。室生小原地区の極楽桜を今年も見に行ってきました。
（※4月7日撮影）





室生小原地区へ。集落中央の丘のうえに、立派な桜が見えてきます。
こちらが「極楽桜」と名付けられた枝垂れ桜。元々極楽寺というお寺があったのでこの名がついています。
お寺は明治32年に焼失。桜は難を逃れました。おかげで、鳥が羽ばたくような枝ぶりのこの桜を今も愛でることができます。
この桜、樹齢300年以上と言われます。ホント、奈良の桜は300年級がいっぱいです。
お寺の名残が残る手水鉢を入れて。
丘の上から、集落を見下ろすように咲く極楽桜。
良い雲も出てくれて、のんびり眺められました。
お昼の光を浴びて輝いていました。
キラリを入れて。太い幹が樹齢を感じさせてくれます。
空に向かって。
そして、集落に向けてしだれて。
きっとこの集落の方々も、桜が咲くのを楽しみにしておられることでしょうね。
こちらは隣に咲く枝垂れ桜。この2本の桜が同時に咲くので、丘の上は春爛漫です。
すごい斜面に根ざしていますよね。
現在、お寺の会った場所には集会所が立つのですが、現在工事中。景色が変わってしまわないことを祈りつつ。
ホントはこのアングルが好き。どうしても電線が入っちゃうんですがね。
満開の極楽桜。今年も出会えて嬉しかったよ～。また会いに来ます。