2024桜咲く奈良 大野寺の桜たち

　　 桜の頃の大野寺に行くのはなんと12年ぶりでした。10年前、樹齢300年を超えるコイトシダレの枝が折れてしまい、その後伐採されてしまったこともあってしばらく足が遠のいていましたが、久しぶりに訪れることにしました。
（※4月7日撮影）




大野寺へ。前を流れる宇陀川沿いのソメイヨシノがあまりに綺麗だったので立ち寄りました。
門前の枝垂れ桜。いい感じです。
この門の向こうに、以前は立派なコイトシダレザクラが立っていました。残念ながら枝折れ、その後伐採となってしまいました。
境内へ。ベニシダレ、そして手前はコイトシダレの子木でしょうか。
鐘楼の奥にもベニシダレが満開になっています。鐘楼前の白い杭が立っているところが、以前のコイトシダレの咲いていた場所。根本から切られていて、面影は有りませんでした。
でも、お堂を囲んで、いろいろな桜が満開で、春爛漫。切られた枝垂れ桜を補うように、見事な春を演出していました。
ベニシダレの足元では、水仙たちも可愛らしくこちらを向いてポーズ。
水仙越しに、奥の紅白の枝垂れ桜を。メインの枝垂れ桜がなくなって以来、足が遠のいていましたが、やっぱり大野寺も桜のお寺でしたね。
こちらが気になっていた小さな枝垂れ桜。この子はもしかしたら、切られた桜の子供かもしれませんね。
磨崖仏が有名な大野寺。モクレンが彩りを添えていました。
紅白のしだれと磨崖仏。そういえば、以前は磨崖仏を飾るように白いしだれ桜も咲いていたような。10年以上来ていないと、光景もずいぶん変わっていますね。
鐘楼奥のお庭へ。こちらでもハクモクレンが満開でした。
こっちのお庭は花盛り。背の高いしだれが頭上を覆います。まさに桜の中を歩いている気分。
生け垣越しに宇陀川沿いのソメイヨシノを眺めてみました。
背の高い枝垂れ桜。見上げる桜シャワーです。
辛夷とベニシダレのコラボも見られました。
おお～！これまた見事な枝垂れ桜。メインの枝垂れ桜が折れたから、と長らく訪れていなかったことをちょっぴり後悔しました。
見事な桜たちが境内を彩っていた大野寺。また訪れたいと思います。