シャクナゲと春の花咲き乱れる岡寺（前編・前庭編）

　　 シャクナゲといえば岡寺に行きたくなる私。
室生寺も美しいのですが、今年は行けませんでした。ただ、あちらは今年は裏年だったようで・・・岡寺のシャクナゲは、裏年なんかどこ吹く風の満開っぷりでした。
（※4月20日撮影）




岡寺さんへ。青空～！シャクナゲ撮影にはキビシー（笑）といいつつ、出発です。
ボタンが美しく咲いて出迎えてくれました。
ボタンには和傘が良く似合いますね。日焼け対策っていうのが、和風美人を連想させます（笑）ボタンは花の形状から雨にも弱いので、傘があると長持ちに繋がります。
さあ、いきなりシャクナゲですよ～。いつも入口で咲いているこのシャクナゲを見て、中の咲きっぷりを予想します。まあまあいい感じじゃないですかね。
牡丹たち越しに仁王門を。重要文化財なんですよ。
参道の石段を曲がっていく所にいつも美しく咲くシャクナゲ。満開！ですね。
モミジの青葉とキリシマツツジもベストマッチです。
咲き残った枝垂れ桜が、牡丹の美しさに華を添えていました。
桜一輪。きっと雀がちぎったのでしょう。うまい具合に牡丹の花の上に着地したんですね。
石段を上がりきったところでも牡丹たちがお出迎えです。
こちらでも。庫裏をバックに沢山咲いてくれていました。
斜面にもシャクナゲがいっぱい咲いています。花数もまずまずですね。
三重塔の下では新緑の中でミツバツツジが満開になっていました。
椿も咲いて、いろいろな花が春を喜んでいます。
石灯籠のまわりにはシャガが満開。
そうそう、楼門と開山堂の前の花壇はいつも牡丹が綺麗に咲くのです。
本堂。こちらも傍らに牡丹が。
そして、岡寺の正式名称、「龍蓋寺」の名前の由来でもある龍蓋池の周りも春の花がいっぱいです。
シャクナゲとシャガの競演も見られました。
さあ、奥の院へ。朝の光がとても綺麗。シャクナゲも満開です。
おお、キラリが入りました。やっぱりシャクナゲの頃の岡寺は朝が良いですね。
こりゃ全然裏年じゃないですね。岡寺さんでこの光景を見たときはそう思いましたが、他の様子を聞いていると、岡寺さん以外は結構裏年な咲きっぷりだったようで。
十三重石塔の足元でもシャクナゲが満開。
さあ、奥の院へと足を進めましょう。シャガとシャクナゲが両側をガイドしてくれます。
二の鳥居が見えてきました。両側のシャクナゲの擁壁、見応えあります。
次回、奥の院方面からの光景をお届けいたします。