2024桜咲く京都 豊太閤花見行列（醍醐寺）

　　 1598年、豊臣秀吉は醍醐寺に三宝院を建築し、700本の桜を植えて盛大な花見を行ったと伝わります。この花見を記念して、醍醐寺では毎年4月の第2日曜日に豊太閤花見行列が開催されます。
（※4月14日撮影）




青空に唐門の黄金が煌めく春の日に豊太閤花見行列が開催されました。中央の五三桐は豊臣秀吉の家紋ですね。
霊宝館では、八重桜が満開。
青空にピンクの花が映えます。壁面にも五三桐紋が浮き彫りになっていますね。
いい天気！八重桜もうれしそうです。
こちらも八重桜ですが、色味が淡いですね。いろいろな桜が醍醐寺には植えられています。
仁王門は3月末頃桜に彩られますが、この時期は青葉と山桜に彩られていました。
おお、五重塔の横ではまだしだれ桜が満開です。
青葉に埋もれるように咲くしだれ桜。
全体的にはもう桜の季節も終盤ですね。
そこへやってきたのは花見行列。
お？なんだかちょんまげが似合う人ですね～。
法螺貝を吹き鳴らして。
おお、太閤秀吉のお出ましです。今年は佐川印刷の会長さんがお役目を果たされたのだそうで。
雅楽の方々も演奏しながら参列。
おお、舞楽をされる方ですね。衣装がきらびやか。
意外とよくお似合いですが、この人たちも佐川印刷の方なのかな？
花見行列にはたくさんの御婦人も。秀吉のことですから、いっぱい賑やかに呼んだのでしょうね。
この方たちも佐川印刷の方？それとも一般の方なのかなぁ？
傘を差しかげられて、やんごとなき感がありますね～。
右京太夫。秀頼の乳母です。


勢揃い。カラフルで華やかな衣装ですね。
右京太夫さん、なかなか決まってます。
大蔵卿局。淀君の乳母です。いい笑顔。
女人列の皆さん、勢揃いです。
こちらは武将の方々。佐川印刷の方々だと思うと、ちょっと面白いですね。
さあ、そこへ輿にのって現れたのが太閤秀吉。天下一の扇を持ってますね。
佐川印刷会長さん。なかなかお似合いです(^^)
淀君様もあらわれました。あらま～、お美しい。
佐川印刷の人？？
みなさん、着座されました。
やっぱり只者ではない感がある淀君さま。
秀吉の御歌が詠み上げられました。
そして舞楽。久しぶりに見ました。
ドラゴンなお面がなんともカッコいい。
狂言もありました。
いい笑顔です。
そこへ悪漢が登場。秀吉！お命頂戴する！
！？！？淀君さまが薙刀をもって立ち上がりました。
おおお、やっぱり只者ではなかったｗバリバリキマってますやん。
最後は舞台で悪漢と一騎打ち。見事討ち果たされました。
というわけで、東映の方々の殺陣でした。淀君さまも東映の女優さんだったのですね。
さあ、秀吉さん、再び輿に乗って・・・
皆のもの、出発じゃ～！
というわけで、行列は三宝院へ帰っていきます。
仁王門から秀吉さんが出てきました。
大役おつかれさまでした。

おおお！？！？唐門が開いています。初めて見たかも。
なるほど、太閤さまは唐門を通って帰られるのですね。

行列はきらびやかな国宝唐門へと吸い込まれていきました。
女人列も後に続きます。
清々しいお花見日和に行われた豊太閤花見行列でした。