カタクリ咲くお寺（宇治田原町）

　　 とあるお寺に咲くカタクリ。一時は全滅の危機もありましたが（鹿の食害）かなり復活。ちょっと出遅れて見頃終盤でしたが、桜とともに楽しんできました。
（※4月6日撮影）




桜咲く頃。とあるお寺の裏手に、春の妖精が舞い降ります。
小川沿いに咲く桜を眺めつつ、裏手へ。
桜は満開。このあたりは、少し気温が低めなので、市街地よりもソメイヨシノの開花が遅いですね。
そして・・・裏手の斜面にたくさんのカタクリを見つけました。
スプリング・エフェメラル春の妖精と言われるカタクリの花。
花びらが反り返るようにして咲くこの姿は、まさに妖精。ティンカー・ベルの羽のようです。
訪れた日は見頃終盤。あと数日早ければ、もっとたくさん見られたかな～。
花びらの開いた中央には、細かい模様があるんですね。
気温があがると、花びらを徐々にひらき、最後は真後ろまで反り返るように咲きます。
全長10cm～15cmくらいの小さな花。
この雪洞のような形の愛らしさに、心惹かれます。
お寺の方が、鹿から守るために柵を立ててくれて、徐々に花数が復活。
こんなに美しく咲くようになりました。
おや、ゼンマイでしょうか。自然豊かな場所。そりゃ鹿もいますよね。
真上からおひさまが差してきました。見上げると崖っぷちからたくさんの妖精が私を見下ろしてくれていました(^^)
帰りはサクラソウがお見送り。
お、ヒュウガミズキも満開ですね。
これまた春の花、レンギョウ。春を喜ぶように、沢山の花たちが咲くお寺でした。
最後は茶畑を見下ろす桜を眺めて、カタクリ咲くお寺を後にしました。