2024桜咲く京都 春めき桜咲く旧成徳中学校

　　 旧成徳中学校の校舎沿いに咲く「春めき桜」。繁華街に近い街なかに、桜の季節のちょっと前に突然出現する桜並木に、皆さんビックリされます。
（※3月16日撮影）





繁華街の四条通りの南、高辻通にある旧成徳中学校。この校舎の脇に、桜並木があります。
まだしだれ桜も咲いていない、春の気配がもうすぐそこまで、という頃に満開を迎えるのがこの「春めき桜」。
ピンク色の花の満開に、道行く人もハッとしてカメラを構えます（笑）。今年はインバウンドにも流行ったようで、たくさんの外国人が。
朝の光がオレンジ色に東の空を染めました。この時間帯なら、比較的空いていますね（笑）
お気に入りの門柱の上の照明を入れて。
ピンク一色！じゃないんですよ。花びらの縁取りだけ濃いピンク、という、造花かと思うような愛らしさ。
これだけ満開になってくれると、お花見気分も十分満喫。
レトロな半円形の窓をバックに。
見上げてもかわいく、ポンポンと弾けるようなピンクの花がいっぱい。
高辻通、という比較的車通りもある道路。歩道と校舎の間に並ぶ春めき桜並木は、ぎゅっと凝縮された春を届けてくれます。
昭和６年建築。１階は窓、入口にいたるまでアーチ形状の造形、２階以上は普通の校舎。昭和モダンなこの校舎は平成１９年まで成徳中学校として使用されました。水仙も来る春を待ち遠しそうにしていますね。
いや、さぁ、春がきたぞ～！とファンファーレを鳴らしているのかも？
道路沿いの桜なので、アングルは限られますが・・・
今年はこんなアングルがちょっと流行りましたね（笑）柱の足元のタイルを鏡面に見立てて。
ひと足早い、春爛漫を楽しむために、沢山の人が足を止めて桜を見上げます。
この桜、小中学校の「卒業式」を祝うために早咲きの品種をかけ合わせて2000年に品種登録された、比較的歴史の新しい桜です。
たまにはお向かいのマンションもバックにして（笑）春のこの時期は毎日ベランダからお花見ができていいですね～。
神奈川県南足柄市で作られた品種なので「足柄桜」とも呼ばれます。農家の方の手によって、全国の小中学校に「卒業を祝う桜」として広められています。
さあ、春本番！という勢いを感じさせてくれる、旧成徳中学校の「春めき桜」でした。