甲津畑町のセツブンソウ

　　
甲津畑町へセツブンソウを見に行ってきました。セツブンソウをちゃんと撮影するのは初めて。小さな花、春の妖精です。
（※2月24日撮影）




滋賀の里山へ。ネコヤナギが満開で出迎えてくれました。
何の変哲もない、石垣と斜面。こんなところに咲いているの？と思ったら、一輪発見！
よく見ると、斜面にいっぱい花を咲かせているのはセツブンソウ。なるほど、こんな感じで咲くのですね。
午後のトップライトで、逆光に照らし出されてキラキラ。
ひとつひとつは、こんな可憐な花なんです。キンポウゲ科の多年草。花びらに見える白い部分はガクで、黄色い部分が花弁。
ワイワイと楽しそうにみえました。まだ寒いころでしたが、春を告げるように元気に咲いています。
セツブンソウ、という名前ながら、流石に節分の頃には咲かず、だいたい2月末頃に満開を迎えるようです。（※生息地によってはホントに節分の頃に咲くそうです）
白い萼片が梅の花のように5枚。かわいいなぁ。おや？真ん中の緑は？
おお、ふきのとう、ですね。これまた初春の花。咲いちゃうと食べられないですが（笑）
かわいいなぁ。キラッキラです。これが花弁じゃないとは。植物って面白いですね。
春の妖精と呼ばれる花のひとつ。ホントに可憐な、それでいて力強い花です。
遠目でみると地味でわかりにくいですが、こうして群生する姿には生命力を感じます。
スプリング・エフェメラル。この花が咲くと、このあたりの人は春の準備に取り掛かるのだそうです。
近くにはロウバイがまだ満開でした。
帰り道もネコヤナギが見送ってくれました。この花も不思議な形状ですよね～。このふわふわは「花穂」と呼ばれる、小さな花の集合体なんですよ。