新春の装い（祇園東・雛佑さん、雛帆さん）

　　 松の内の装い。色紋付で稲穂のかんざしを指すお正月ならではの装いの頃、祇園東の雛佑さん、雛帆さんを撮影させていただきました。
（※1月8日撮影）




はじめまして。まだ出たてさんの雛帆さん。最初の1年は上唇には紅をさしません。襟元も赤い刺繍、帯あげも高めに出ています。なんてフレッシュ～！
細身のスラッとした雛帆さん。雛祐さんが妹としてひいた、初めての舞妓さんです。
まだ高校生のお年頃。強い気持ちでこの世界に飛び込まれたのですね。
ふわっとした雰囲気の中にも、しっかりとした芯がある。そんな雰囲気を持った子でした。窓辺でポーズ。
と思ったら、外が気になっちゃいました（笑）こんなところは初々しさが出て、お茶目ですね。
キリリ、と表情を戻して。どことなく、芦田愛菜ちゃんにも似ているかも。
素敵な舞妓さんになってくださいね～！
さてさて、姉さん。お久しぶりの雛祐さんです。
雛佑さんといえば、舞妓さんの頃に伏見稲荷にご一緒しました。あれからもう8年半。妹舞妓さんをひく、立派な芸妓さんになられました。
お茶目さんは変わっていませんが（笑）、やっぱり芸妓さんとしての風格が出てきましたね～。
姉さんとして、雛帆さんの成長を見守ります。この世界での姉妹関係。所作も礼儀も、お姉さんが教え、その姿勢を背中で見せていきます。
さすが雛佑さん、パチっとポーズが決まります。雛帆さんの初々しさと、雛佑さんの風格と、両方を感じた一日でした。
ほらね。縁側に立ったときの所作も、スッとキマります。
まだまだ妹には負けまへんで～（笑）
山茶花の咲くお庭で一枚撮った後は・・・
そう、稲穂タイム（笑）このかんざしの稲穂、本物の稲なんですよ。
かんざしを外して、稲穂のお米を3粒繋げて取ると、千社札でサンドイッチ。お正月ならでは、のプレゼント、幸せが「舞い込むお守り」です。雛佑さんからもいただきました。芸妓さんは「元・舞妓」なので、「もっと舞い込むお守り」なんです(^^)
どうぞ今後ともおたのもうします～。爽やかスマイルが、まるで春の風を運んできてくれたようでした。
お正月の雰囲気の素敵な一日をすごさせていただき、ありがとうございました。