大文字草と秋の花咲く古知谷阿弥陀寺

　　 10月の古知谷阿弥陀寺のお庭は、大文字草が彩る宝箱のような空間に。毎年楽しみにしている光景です。
（※10月22日撮影）





時代祭の頃、といえば古知谷阿弥陀寺。やっぱりここの大文字草の花を見ずには秋を迎えられません(^^)
紅白の大文字草が出迎えてくれました。
入口の苔むした石垣だけでも結構楽しめちゃいます。上から垂れているのはキイジョウロウホトトギス。今年は咲くのが早かったようです。
まずは受付奥の新しいお庭へ。おお、マツムラソウが満開ですね。
マツムラソウの前にさいていたのはハグマの花。
マツムラソウがこれだけ咲く姿を見られるのも古知谷阿弥陀寺ならではですね。
クマガイソウの葉の下にはキノコがにょきにょき。お寺のお母さんに尋ねると、やっかいものだそうです。見た目はおもしろいんですがね（汗）
さて、本堂へと向かうカーブには、例年通り八重のシュウメイギクが。
本堂前の苔庭では、ドウダンツツジの紅葉が始まっていました。
おお、トリカブトの花も咲いていましたよ。毒草で有名ですが、花はなかなかいい色しています。
ウメバチソウも満開直前でした。さて、中庭へ。額縁構図で大文字草咲くお庭が見えてきました。
満開！ですね。こんなに綺麗なのに、この日は私一人。ラッキーでした。
窓を開けて。色とりどりの大文字草が苔庭を埋めています。
モフモフしてますね～。まさに満開！です。
濃い赤がちょっとあると、いいアクセントになりますね。
ここ数年、この構図にハマっています（笑）。渡り廊下の下から眺めるお庭。
折しも軽く雨が降って、石が濡れていい感じに。
ホント、宝箱のような空間ですよね～。このお庭を作られるセンスとお世話の良さに脱帽です。
広角にてグイッと開山窟のお堂も入れて。
岩が艶めいていい感じ。
大文字草にもいろいろあるんですよね～。色だけでなく、形もいろいろ。
こちらのピンクは、八重のようで。大の字が2つ重なったような豪華さ？です。
こちらは赤い太字の大文字。
こちらはビビッドなピンク。勘亭流ですかね（笑）
こちらも八重ですね。キクのような咲き方でした。
いっぱい咲いているのもいいですが、可憐に数輪咲いているのもいいですね。いろいろな「大文字」が楽しめた古知谷阿弥陀寺。
最後は恒例の「映り込み」を。まずは普通に。そして、ミラージュ撮影。今年も廊下の方を向いてやってみました。
こちらが定番ですかね～。日差しが復活して、ちょっと撮りにくかったです。
最後にもう一度中庭を振り返って古知谷阿弥陀寺を後にしました。