2023時代祭・三条通りにて

　　 御所を出て東へ。帰り道、三条通りで行列に出会えたので、気になる行列を少しだけ撮影しました。





おお、行列がやってきました。三条通りは比較的空いていたので、歩道最前列に入れました。ちょっとだけ撮っていきましょうかね。
先頭をやってきた横断幕を持った女性、輝く笑顏でした。
時代祭名物、馬車に乗った知事と市長。
文化庁長官も馬車に乗ってこられました。京都へ移転してこられましたもんね。
そして、その後にやってくるのが「時代祭」の幟。かなり大きいものです。堂々と掲げて行進する男性も目をひきました。
明治維新行列のあとに威勢のいい奴さんたちが登場。徳川城使上洛列です。

掛け声とともにダダダッと駆け抜ける長持。盛り上がる一瞬です。
毛槍などを持った男たちが、こちらも威勢よく踊ります。
そして、江戸時代といえばこちら。和宮さまです。公武合体の象徴として14代将軍、徳川家茂のもとへ降嫁されたんですよね。
中村内蔵助の妻。京都銀座で巨万の富を築いた妻として知られます。

吉野太夫がやってきました。寛永の頃、京都六条三筋町の名妓です。
かっこよかったのはこちら。出雲阿国です。歌舞いてますね～！行列が止まったときの立ち姿に惚れ惚れしました。
牛車もやってきます。これがまた、三条通りを通るスピードが意外に速かった（笑）
織田公上洛列は騎馬武者が見どころ。武将が被った兜が忠実に再現されています。
この大きな鍬形は滝川一益ですね。
柴田勝家です。髭面がなかなか雰囲気出てました。
赤熊を被ったチビッコも参加。風流踊りを再現した室町洛中風俗列です。

さて、お目当ての中世婦人列がやってきました。先頭は大原女さんたち。
薪を頭に載せた姿の大原女。姿勢のいい子だな～と目を引いた女性をパチリ。
こちらは桂女さん。桂川で釣った鮎や飴などを桂包（かつらつつみ）に入れて持っています。

今年は上七軒の皆さんが奉仕する中世婦人列。淀君は尚可寿さんです。
侍女の三人も続いてやってきました。前からふみ苑さん、市ゆうさん、さと葉さんです。
尚絹さんの静御前と、その侍女・勝彩さん。
勝彩さんにピントをあわせてみました。傘もって歩くのも大変でしょうね。そして、お待ちかねの巴御前。ひときわ目を引く出で立ちです。
ニッコリ。三条通りには、お知り合いの芸舞妓さんたちも応援に駆けつけているんですよね。
と思ったら・・・・わぉ、目線を頂きました。御所で撮影させていただいたのを覚えててくださったようです。
キリリ。みごとな巴御前のまめ弥さんが悠々と馬上の人となって歩いていかれました。
横笛は豆まるさんが扮されていました。これまたよくお似合いで。おお、藤ちゃん、ことまめ藤さんがやってきましたよ。常盤御前です。今若丸を連れて笑顔で歩いていかれました。
清少納言と紫式部。当時は文筆家としてのライバルでもありましたが、時代祭では呉越同舟（笑）美帆子さん、市有里さん、おつかれさまでした。
豆珠さん扮する紀貫之の女（むすめ）もキリッと歩いていかれました。
お、まめ柳さん！小野小町とその侍女です。
まめ柳さんも菜乃葉さんも気づいてくれました（笑）いい笑顔で平安神宮を目指していかれましたよ。
和気広虫役の恵里葉さん。いやぁ、やっぱりよくお似合い。
百済王明信の輿を見送って、行列撮影を切り上げました。いいお天気で開催された時代祭、たくさんの笑顔を見られてよかったです。