2023彼岸花咲く滋賀 東本誓寺庭園の彼岸花

　　 昨年の紅葉で訪れたお寺。散策すると、彼岸花の葉っぱがいっぱい出ていたので、もしかして？と立ち寄ってみました。
（※9月23日撮影）




青龍松が有名な東本誓寺へ。鐘楼の工事も終わってスッキリ。
こちら、昨秋の紅葉で初めて訪れたのですが、その際にお庭に彼岸花の葉っぱ（モジャモジャしたやつ）がいっぱいあったのです。もしや？と思って訪れてみたら、ちょうど見頃を迎えていました。
訪れたのは夕刻が迫る西日の時間帯。斜光線の陰影が面白い効果に。
彼岸花の葉っぱってご存知ですかね？彼岸花は花が終わってから、茎も折れて、葉っぱだけが茂るんです。彼岸花を見た場所を訪れてみてもらうと、そろそろフサフサしていますよ。
鐘楼を見上げて。斜面にもいっぱい咲いていました。
石仏様をバックに。
地元の人に聞くと、このくらいで満開のようです。おもしろいコントラストですよね。長い影と木漏れ日の合間に彼岸花が並びます。
木漏れ日の織りなす陰影に赤く妖しく光る彼岸花。
水路近くにも咲いていました。
アゲハチョウも遊びに来ていました。彼岸花って蜜はおいしいのかな？
石橋をバックに。自由に歩かせてもらえる庭園です。
密集して咲く様子もいいですが、こういう彼岸花光景も良いですね。
こんな光景を見ると、「花さき山」の絵本を思い出します。モチモチの木の作者、滝平二郎の作品です。幼い頃に読んだ人も多いのではないでしょうか？
お彼岸頃に突然花芽を出して、一気に咲き始める彼岸花。ミステリアスな花ですよね。
地元のカメラマンのお話では、この彼岸花と田んぼの間の道を学生たちが通るのだそうで、西日の日差しとともにドラマチックなんだそうです。
新しい彼岸花撮影ポイントを見つけた、東本誓寺でした。