六孫王神社の春の花

　　 4月も上旬だというのに藤が満開になったと聞いて訪れた六孫王神社。まだ八重桜も咲ききっていないのに見ごろを迎えていました。
（※4月10日撮影）




朝の六孫王神社へ。社殿前では八重桜が二種類、まだ５～７分咲きです。なんと？！霧島躑躅ではなく、ヒラドツツジが見ごろ？むちゃくちゃ早い開花ですね。
八重桜系も美しく楽しめる六孫王神社なのですが、この日のお目当ては桜ではなく・・・こちら。社殿向かって右側にある藤棚です。
牡丹も見頃を迎えているではないですか💦牡丹って、4月中旬以降のものだと思っていましたが・・・例年より10日近く早い開花、満開ですね。真っ青な空のもと、満開の藤と牡丹が共演していました。先のほうはまだつぼみがあるものの、これだけ咲いていれば見頃ですよね。少し足台をつかって藤棚に近づいてみました。見下ろし気味だと、一層藤の満開感が増しますね。六孫王神社の提灯をバックに。六孫王、とは清和源氏始祖の源経基を祭神としていることを意味します。清和天皇の六男が父で、清和天皇の孫だったから六孫王、なのですね。というわけで、朝廷から菊花紋を用いることを許されています。藤棚の下はアジサイ。こちらも今年は早い成長の様子です。社務所をバックに。朝日を浴びる藤が色濃く輝いていました。社務所の花々を見て帰りましょ。社務所はいつもきれいな花で彩られています。この日は君子蘭やサクラソウが満開でした。
藤が4月上旬に咲いてしまった六孫王神社でした。