Finale!2022紅葉煌めく京都 残り紅葉・粟生光明寺

　　 いよいよラストの紅葉記事です。（やっと？）今シーズンの紅葉のラストを飾るのは粟生光明寺。なんと12月17日のことでした。





12月15日に光明寺第八十八代法主に就任した沢田教英大僧正の晋山式がありました。なので入り口には見慣れない門があってビックリ。総門をくぐって紅葉坂の方へ向かうと、まだまだ鮮やかな紅葉がありました。すっかり散ったかと思っていましたが、思いの外きれいですね。なんと、晋山式のお祝いムードのおかげで、薬医門にも幕がかかっていました。鮮やか！この色づきはピークじゃないですかね。門の方を振り返って。いやはや、結構十分な彩りです。紅葉シーズンとは違って、人がいないので坂を行ったり来たりできます（笑）もちろん、散った木もあるので、鮮やかな紅葉を選んで。こうして撮れば、まだまだ盛りの頃みたいでしょう？12月初旬に一度散った落ち葉を片付けられたのでしょうね。晋山式もありましたから。おかげで古い落ち葉も少なく、スッキリとした紅葉坂です。薬医門手前にて。さすがに疎らではありますが、晩秋色の残り紅葉です。薬医門を振り返って。額縁の向こうの紅葉は、ピークの美しさには及びませんが、幕もあるおかげで、なんとなく絵になりました。進みながら振り返って、彩りの良い紅葉と門が絡められる場所を探します。おお、ここならまだまだ紅葉に包まれたような薬医門が楽しめますね。紅葉クランク。一番手前の紅葉は真っ赤で美しかったです。勅使門にも紫の幕がかかっていました。ダークな背景に、文字通りの残り紅葉が最後の輝きを発していますね。さあ、御影堂の方へ登りましょう。栗の建物をバックに、モミジではない紅葉も楽しめます。阿弥陀堂前も残り紅葉。色は鮮やかですね。このくらい寂しくなった紅葉は、オレンジ色のお星さまみたいでかわいいです。これ、なんでしょう？答えは、「菩提樹の実」。一つ一つの実にプロペラがついていて、落ちると遠くまで飛ぶことができます。この子は、まだ飛びたくないみたい（笑）帰りは女坂を下って総門へ。最後の紅葉越しに街を見下ろしました。
4月中になんとか紅葉アップを終えられました。いつまで紅葉やねん、と思われたかもしれませんが、例年のことです（笑）今シーズンの紅葉は75件の記事となりました。72箇所を巡ることができた2022年の紅葉。長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。

次は、桜記事が夏まで続きます😁どうぞお付き合いくださいませ。