雪景色・金剛輪寺（前編）

　　 たっぷりと雪が積もった金剛輪寺に今年もタイミング良く訪れることができました。たくさん撮影しましたので、前後編に分けてお届けします。まずは明寿院庭園から。
（※1月28日撮影）




雪景色した金剛輪寺へ。大きな赤い提灯が出迎えてくれます。真っ白に雪化粧している境内に赤がいいアクセントですね。そして、提灯の奥に広がる参道は雪の華が満開。石畳まで雪が被って、真っ白。踏むのがもったいないですね。雪かきをしてくださった後に、まだ降ったようです。受付が見えてきました。おひさまも登ってきているようで、どうやらお天気は良さそうです。ほらね。青空が見えました。石畳が見える程度まで雪かきしてくださったおかげで、庭園まで辿り着けそうです。雪かきがまだなので、本堂の方へはもう少ししてからね、と受付で言ってくださいました。お庭まで行かせていただけるだけでもありがたいです。雪かき、お疲れ様です🙏赤門。雪の中で赤が主張していました。
明寿院庭園の入口の門が見えてきました。
おお、お庭ももちろんバッチリ雪化粧ですね。額縁から見える雪の世界。ワクワクします。青空が見えています。このタイミングでお庭を見せていただけるのはありがたいですね。
本坊である明寿院の建物も雪の華に彩られています。お庭に入るまででもこれだけ美しい光景が楽しめて、なかなか前に進みません。さぁお庭の入口が見えてきましたよ。爽やかな雪景色。お天気が良い雪景色は格別ですね。雪の華にぐるっと囲まれたお庭への入口、数寄屋門。わぁ、池は凍結しています。雪かきしてくださった場所以外はすっぽり雪に埋もれている感じ。繊細な雪の華が池の上を彩ります。護摩堂前の雪の華。見事です。振り返った光景も雪の華が素晴らしい。積もりすぎかと思いましたが、枝の繊細さが見えて、バッチリの積もり具合でした。護摩堂からの見下ろし。滑りそうになりながらの撮影でした（笑）茶室も雪の華が包み込んでいます。
残念なことに、堂内には入れませんでした。額縁の雪の華、撮りたかったところですがね。雪の華の二段構え。まるでカーテンコールのような豪華さです。そして、秋は見事な紅葉だった正面のお庭もこの通り。赤と白、紅葉のときとは全く異なる表情を見せてくれるお庭です。お堂の横から。モノトーンの世界ですね。堂内からの額縁光景は無理だったので、こんな感じで。見上げても雪の華の天井が。氷の世界ですね。血染めの紅葉、と言われる真っ赤なモミジも真っ白に。池越しの本坊の建物。こちらの池はシャーベット状でした。マンリョウの赤い実が雪に映えます。雪中白梅。雪の華のフレームで本坊を。庭園側から茶室を眺めて。名残惜しいですが、そろそろ本堂の方へも上がれるはず。雪の華に包まれる茶室と護摩堂を見上げてみました。埋もれるマンリョウ。雪の中でも目立つように赤い実をつけているのかな、なんて（笑）さ、本堂の方へ向かいましょう。もと来た門の方へ向かいます。ちょっと雪も解けて来ていますかね。後編は本堂、三重塔編です。この門から左へまがって、長い坂道を上がっていきます。