2023桜咲く京都 長建寺のしだれ桜

　　 今年も京都の枝垂れ桜のトップを切って開花、満開となったのは長建寺さんでした。一昨年に引き続き、3月初旬から咲き始めましたのでびっくり。今年は雨の長建寺さんの枝垂れ桜をお楽しみください。
（※3月12日、18日撮影）




温かい日が続いた3月上旬でしたので、もしや・・と覗いた長建寺さん。サンシュユが満開で出迎えてくれました。
なんと、小さい方の糸桜がもうこんなに咲いています。3月12日ですよ～！驚きです。
日当たりのよい枝先の方から花開いています。部分的には充分絵になる咲きっぷり。3月18日に再訪したときには、メインの枝垂れ桜も満開を迎えていました。魚三楼のぼんぼりが伏見らしい雰囲気を出してくれます。いやはや、早くも春爛漫。あいにく、土日に雨が続くお天気だった今年。雨でしっとりの枝垂れ桜もいいじゃない、と思いつつ撮影。長建寺さんは青空バックにするにしても、かなり上を向く必要がありますしね。ある意味、試行錯誤しながら、この枝垂れ桜としっかり向き合う時間となりました。雨ということもあり、椿もたくさん落ちていました。本堂側から龍宮門を向くと、サンシュユが美しい。弁財天の旗もスパイスになりますね。そして、この参道側から望遠で枝垂れ桜を狙ってみました。こうすれば空を入れずに画面構成できますね。こういう切り取りもいかがでしょう？優美なしだれ具合をぼんぼりとともに。小さな方の枝垂れ桜も全力満開中でした。小さなしだれ越しに、メインのしだれも入れてみると、春爛漫の図になりました。こっちの枝垂れ桜もなかなかいい味出しているんですよね～。樹齢75年と書いてありますが、この札が下がって15年は経つはず（笑）90年くらいですかね。現ご住職のお父様の頃に植樹されたのだそうです。桜越しに笑顔のお地蔵様を。お花見、たのしいよね～。今度はメインの枝垂れ桜越しに小さな枝垂れ桜を。空を入れずに構成するって、なかなか楽しい。メインの枝垂れ桜の全容です。一時期、ちょっと弱ったようにも感じましたが、今年もこれだけきれいに花開いてくれてうれしいなぁ。枝垂れ桜とともに、椿も満開で楽しめた長建寺。桜にヤブツバキ・乙女椿とコラボしてもらいました。雨の長建寺・枝垂れ桜。人もいなくて、ゆったり楽しめました。満開が早すぎたのと、雨だったことが幸いしました。