西国街道ひな巡り・神足ふれあい町家

　　 桃の節句、ひな祭りの日ですね。今年は初めて神足ふれあい町家にお邪魔しました。お雛様を見ると和みますね～。
（※2月25日撮影）

神足ふれあい町家へ。こちらは旧石田家住宅。江戸時代末期の立派な町家です。
中のお部屋にはたくさんのお雛様が展示されていました。玄関先では二組のひな飾りとつるし雛がお出迎え。
こちらはなかなか由緒ただしそうですね～。お雛様の頭の飾り（天冠）からみても、明治～大正期ですかね。
ひと目で3組の七段飾り。豪華です。
ミラージュ撮影・・ではありません。ふすまを挟んで二組の七段飾り。
つるし雛越しに、床の間のお雛様と掛け軸を。
こんな感じで展示されていました。
こちらも立派なお雛様。天冠をかぶった女雛が印象的。太刀を持って、なかなか凛々しいお内裏様です。
女雛は天冠をかぶっています。天冠をかぶったお雛様は享保雛に多いそうです。この天冠、幼帝の頃にかぶるものだそうで、大人の女性になるといわゆるおすべらかし、という髪型になるので、平額という飾りに変わります。現代雛はほぼ平額ですね。
こちらのお二人はなんと134歳だそうです。ということは、1889年生まれ。明治ですね。
桜を眺めてにっこり、の図として撮ってみました。イメージは祇園祭の黒主山の男前バージョン（笑）
女雛はお歯黒をされていました。このひな飾りも134歳だそうです。
そして掛け軸も雅な十二単の女性たちでした。

こちらは7段飾りの下二段がすごいことに。
家財道具一式！ですね。ミニチュアですが、なかなか精巧な作り。すごいなぁ。
こちらはよく見る有職雛。現代的ですね。お顔立ちも今風です。
こちらはお顔立ちがちょっと個性的でした。家財道具は漆塗りの本格派。
お内裏様とお雛様、そして三人官女。皆さん兄妹？というくらいお顔が似てました（笑）
たくさんのお雛様を見ることができたふれあい町家。やっぱり3月はお雛様を見ないとはじまらないですね(^^)