秋明菊咲く善峯寺（後編）

　　 秋晴れの善峯寺、秋明菊にいざなわれつつ奥の院へ。雲の表情にも注目です。
（※10月16日撮影）





たくさんの秋明菊に見送られながら奥の院への道へと上っていきましょう。
悠仁さまのおしるしの高野槇、と書かれた札があります。この槇の木もちょっとずつ大きくなってきていますね。白い秋明菊が彩りを添えていました。
お稲荷さんの鳥居をバックに。
さぁ、奥の院の石段のところまでやってきました。石段の両サイドを八重の秋明菊がガイドしてくれます。
よく咲いていますね。いいタイミングでした。
少しずつ上がりながら。たくさんの秋明菊が歓迎してくれているように顔を出してくれています。
見下ろしの光景。京都市街地を眼下に。やはり天空の寺、ですね。
四分休符みたいな雲が空に。思わず縦構図で(^^)
薬師堂裏の池のまわりも秋明菊がたくさん咲きます。
白の一重。ポンポンとたくさん咲く様子に元気をもらいます。
池の向こうの紅葉も色づきが進んでいます。手前の秋明菊は紅白。
さぁ、奥の院から降りていきましょう。釈迦堂の手水舎横の紅葉、上から見るとやっぱり真っ赤。日当たりの良いところから染まっていますね。
釈迦堂まできたところで、面白い雲が出始めました。妙に規則正しいうろこ雲？
色づきが進む紅葉のうしろで、沸き立つような、温泉マークのような（笑）
ああ、やっぱりもう一度釈迦堂まで登りましょう。先程の規則正しいうろこ雲が、どんどん変化。扇のように広がり始めました。
こうなってくると、奥の院まで戻っちゃいますね～。楽しい雲の広がりをバックに、石段の秋明菊をもう一度。
薬師堂の手水舎のバックにも羊雲が広がりました。
いやはや、雲の表情がコロコロ変わる空、見飽きませんね。
強い風に雲が散らばり始めた薬師堂の裏庭で空を眺めて。秋晴れの空のキャンバスに広がった雲のいたずら書きを楽しめた、秋明菊咲く善峯寺でした。