真如堂のあじさい苑

　　 真如堂の本堂裏手にはあじさい苑があります。小ぢんまりしていますが、きれいな紫陽花の花を見せていただくことができます。
（※6月16日撮影）




緑深まる真如堂へ。参道も両側から緑が迫りくる感じですね。
手水舎の手水鉢に添えられているお花も紫陽花に。三色をセンス良く飾っておられました。
紫陽花のころにはこの花も忘れてはいけませんね。本堂前に菩提樹が満開となります。いい香り～♪
小さな黄色い花が無数に咲きます。これが秋には一つ一つ実になるんですよね。
もう一部では実ができかかっていました。ギザギザの葉っぱは菩提樹の葉ですが、花や実がつながっている葉っぱはギザギザもなく、やわらかい黄緑色ですよね。これ、葉っぱじゃなくて「苞（ほう）」といいます。実が熟すころ、葉っぱよりも先に枯れて、プロペラの役目をはたして種子を遠くへ運ぶんですよ。
さて、本堂裏手の紫陽花苑へ。青系の紫陽花が元気に咲いていました。
鮮やかな青。赤系も欲しいところですが、この統一感もなかなかいいですね。
開山堂前も青系のガクアジサイ。
雨模様だったので、紫陽花もイキイキしています。
おお、ピンクの紫陽花も。小ぢんまりした紫陽花苑ですが、ここもいろいろ咲かせておられますね。
ガクアジサイですが、白基調に縁取りがほんのりピンク色。自然の織り成す色は本当に美しい。
うっそうとした本堂裏の空間は、紫陽花たちにとって居心地がいいのでしょうね。
ガクアジサイはよく咲いていましたが、その他の紫陽花は咲き始め。
玉が小さめですが、こんな感じでいろいろな色の紫陽花が咲いていました。
最後は真っ赤が印象的なガクアジサイを見て、真如堂を後にしました。