2022紅葉煌めく和歌山 高野山の秋（前編）

　　 11月初旬の体調不良で紅葉撮影に出遅れてしまいましたが、そろそろ紅葉記事も始めていきましょう。
いち早く紅葉する場所を求めて、10月末に高野山を訪れました。やっぱり山の上、鮮やかな紅葉が待っていてくれましたよ。
（※10月29日撮影）




昨年通り、夜明け前に到着。門前の紅葉、まだ7分ってところでしょうか。
空が青くなってきました。夜明けも近いですね。ライトで照らされた紅葉、荘厳です。
どうやらいいお天気のようで、白い雲が点在している感じ。朝のマジックアワーの到来です。

少し門に近寄ってみました。まだこちらの紅葉は緑まじりですね。
青空の予感を感じさせながら、少しずつ夜が明けていきました。
夜明け前に、と蛇腹道へ。ライトアップされた紅葉がいざなってくれます。
ここも７分程度かな～。でも日当たりのいい場所は良い発色。
静かな蛇腹道を歩かせていただきました。
少し進むと、東塔、大会堂、そして、根本大塔が見えてきます。
モミジの真っ赤と、桜紅葉のオレンジが色を添えてくれます。

西塔越しに紅葉を。
うーん、いい色。東塔と大会堂の間に建つ、三昧堂のひなびた風情に赤が映えます。1816年の再建ですが、いい雰囲気のある建物です。

グラデーションが美しいモミジ越しに大会堂を眺めました。

阿字池のほうへ。映り込みがなかなかいい感じ。アングルをかえてみましょうか。
こちらから見るとイチョウの黄色も映り込みますね。
桜の紅葉の鮮やかなオレンジ色の向こうに橋を入れてみました。

上下を紅葉のフレームで。
少し俯瞰的に見てみると朝日で染まった雲と青空が池に映りました。静かな朝の池は、色が賑やかでした(^^)
いつもスケール感がわからなくなるくらいの存在感、根本大塔。ものすご～く重厚な、そしてデッカイ建物です。言葉足らずなのもありますが、写真では表現出来ませんね。扉の前の賽銭箱の大きさでわかるかもですが、扉も4mほどの高さがあります。
六角経堂の周りも錦色のモミジの彩りが。
中門前には桜紅葉。朝日が奥から登ってきたようですね。
モミジの赤と桜のオレンジが、朱塗りの中門を彩ります。
孔雀堂はいい雰囲気ですが、1983年の再建。この孔雀堂の御本尊は、重要文化財指定されている孔雀明王像。なのですが、霊宝館に移され、厳重に管理されています。

石灯籠が並ぶ向こうにも紅葉の彩り。
外の塔頭も巡ってみましょう。まだ提灯に明かりがはいっていたのは西禅院でした。
こちらは龍光院。宿坊ですが、檀信徒のみが利用可です。
寳壽院です。背後に紅葉が見えます。
こちらには高野山専修学院が置かれています。
ちょうど行事の準備をされていました。
明王院の門前も紅葉が綺麗でした。
こちらも宿坊です。
再び壇上伽藍にもどってきました。朝の光で東塔と桜紅葉を。
そして、真っ赤に色づいていた紅葉越しに東塔を眺めてみました。いやぁ、鮮やか。
モミジが朝日のキラキラをバックにとても鮮やか。
深まりゆく秋を朝日の中で感じました。
朝日が差し込む中を、霊宝館の方へ向かって歩きましょう。イチョウやモミジの紅葉のいろいろな色が混ざって、まさに秋色。
大きなイチョウ、鮮やかに色づいていました。
松や杉の合間から紅葉が見えます。朝日が上がった後の様子から奥の院方面の景色を、後編にてお届けします。