サツキ咲く頃（金福寺）

　　 芭蕉庵の工事もあったので、久しく訪れていなかった金福寺。サツキの咲く頃に4年半ぶりに訪れました。
（※5月22日撮影）





緑に包まれた蹲が出迎えてくれた金福寺。
前庭でもサツキが咲いていました。
久しぶりのお庭への門をくぐります。
おなじみの「吾唯足知」の蹲も健在。ドウダンツツジの緑もキレイでした。
期待していたサツキ。ちゃんと咲いています。
紅葉越しのキラリ。空が緑に覆われています。

木漏れ日の落ちる苔庭。

陽が翳った瞬間を狙って。影が色濃く落ちるので、晴れた日の撮影はなかなか難しい（笑）

咲きっぷりはまずまずでしょうか。ここは例年、一面ピンクに染まるってことはないお庭ですしね。

この芭蕉庵へと続く石段も風情があって好きです。

さあ、芭蕉庵へ登ってみましょう。

美しく修復が終わった芭蕉庵。屋根もキレイに葺き替えられました。
ここは、松尾芭蕉が鉄舟和尚と親交を深めた場所。荒廃していたところを与謝蕪村により再興されました。

芭蕉庵のうえのモミジ。芭蕉庵に散りかかる紅葉、キレイだといいなぁ。

芭蕉庵から見ると、本堂とお庭が一望できます。もう少し上からだと、遠く京都の市街地も見えるんですよ。

剪定が厳し目で知られた金福寺ですが、コロナ禍を経て？か、今年は剪定甘めでしたね（笑）

おかげで花は結構咲いてくれました。花芽がつく頃に刈り込むと、花が疎らになるんですよね。以前はいつもそんな感じだったような・・・

お、良い雲がでてきました。ちょっと千葉県のキャラ、チーバくんみたいな形（笑）

お堂内からもお庭のサツキを眺めさせていただきました。
緑がうつくしい。紅葉も楽しみですね。来られるかな？ドウダンツツジの緑に彩られた門をくぐって、金福寺を後にしました。