2022夏の花畑 岩湧寺の秋海棠

　　 今年も楽しみにしていた秋海棠の森。岩湧寺はこの季節、秋海棠に包まれているような雰囲気です。
（※8月27日撮影）






岩湧寺へ到着。お、重要文化財の多宝塔、屋根の銅板葺が新しくなっています。
ペッカリキンキラキンですが、そのうちサビも出て馴染みますね。ある意味、レアなタイミングで来ることができました。
そうそう、肝心の秋海棠、まずまず見頃でした。雨の後でしっとりツヤツヤ。
雨好きなカタツムリさんも嬉しそうに秋海棠の茎を登ってVサイン（笑）
ある意味、規則正しく並ぶ秋海棠の葉。左右非対称な葉っぱですが、こうして並ぶとマスゲームみたい。
六地蔵さん、一年ぶりです～。
多宝塔前には紫陽花が咲き残っていました。しっとりしているからか、ドライフラワーみたいにならないんですね。
さあ、秋海棠の森へ。斜面をカバーする秋海棠の葉っぱ、何度見ても壮観です。
一気に坂を降りて、見上げてみました。まだ満開！ではなかったからか、人も少なめでのんびり撮影。
多宝塔下から見上げて。かわいらしい赤い花がいっぱい。
多宝塔への石段も両側から秋海棠の葉に覆われそうな。
ともかく通路以外は秋海棠で埋め尽くされています。
いや、人通りの少ない通路も、すでに埋め尽くされてますね（笑）圧巻の秋海棠の繁殖力です。
見下ろす秋海棠の森。もはや秋海棠の葉しかみえないほどですね。
よく咲いている場所を広角で。まるで多宝塔が纏うロングドレスのようです。
りっぱな杉の根本にふさふさと。
よっぽど岩湧山の気候が気に入ったのでしょうね。
Green Coverでも、秋海棠って球根で冬をこすんですよね。来たことがありませんが、冬場はこの森、秋海棠の気配もないはず。毎年新しい葉をこれだけ茂らせるのはすごいことですね。
苔むすほどの石段をさらに緑の秋海棠の葉が覆います。秋海棠の花がなければ、ほぼ緑一色の世界ですね。
たくさんの花をつける秋海棠。一つ一つはホントに小さな花。ベゴニア属、といわれたら、たしかに！という花です。
不動の滝。雨の後だからか、一応滝らしく水が流れていました。

秋海棠の蕾。なんともかわいらしいですよね。
萼の部分が透明に。不思議な形状ですよね～。
奥に並ぶ杉の直線を入れて、シュウカイドウの広がりを印象的に切り取ってみました。
庫裏の方は入ることはできませんが、この塀が雰囲気を出してくれますね。
石段が見えている通路はまだ通りやすいですが・・・こちらもシュウカイドウの細道。本来通路なんですが、左右から葉っぱに侵食されて、道が平均台並の細さに（笑）
これも通路（笑）かろうじて中央にラインが・・・見える気がする。左右から葉っぱが茂ったからか、少し谷になっています（笑）
進むともれなくビショビショになります（笑）葉を避けながら歩けば、道はありますのでシュウカイドウを踏まずに歩けます。
道が見えてホッと一安心（笑）
振り返ると、モミジの木もありました。紅葉はどうなのかなぁ～？

さて、シュウカイドウも大満喫したので、そろそろ失礼しましょうか。
帰り道、ショウキズイセンも咲き始めていました。
最後に、一株だけいつも咲いているシロバナシュウカイドウさんに挨拶して、岩湧寺を後にしました。