2022桜咲く京都 妙蓮寺の桜たち

　　 妙蓮寺はちょっと遅咲きの桜たちが楽しめる穴場。まだ庫裏の枝垂れ桜も咲いていました。（4月11日、17日撮影）





妙心寺へ。珍しく、人を入れて撮ってみました。小さな子が入り口の桜を見上げて嬉しそうでした(^^)
本堂横には八重桜、そして庫裏の横には枝垂れ桜が見えます。
そして、鐘楼横には御車返しの桜が満開。
花数も見事ですね。
以前の台風で枝が折れ、危うい状態かと思いましたが、元気に咲いてくれて嬉しいです。
塔頭前の石畳のうえを、桜のトンネルを作ってくれるかのように斜めに傾いた幹を支えてもらいつつ満開を迎えていました。
例年、京都の桜がほぼ終わりを迎える頃にこうして花を沢山つけてくれます。
庫裏の前へ。まだ紅しだれが咲き残ってくれているとは思いませんでした。
終盤ではありますが、まだ見頃。ちょっと得した気分です。
やっぱりちょっと葉が出てきていますね。
花数もしっかり。昨年は紅しだれがどこともほぼ花数が少なかったことを思えば、この紅しだれもちゃんと復活してくれましたね。
本堂横には八重桜が５～６部咲きでした。
濃いピンクの八重桜。しだれるように咲く姿が印象的です。
本堂を見上げて。ポンポンと丸く咲く八重桜はかわいらしいですね。
ソメイヨシノや枝垂れ桜とはまた違う雰囲気をもった桜ですが、桜シーズンのフィナーレを彩る桜、結構好きなんですよね。
１７日に再訪問。庫裏前の枝垂れ桜はすっかり葉桜になり、右側の八重桜が満開になっていました。
本堂横の桜も満開になっていました。葉っぱも出てきて、なんだか桜餅みたいに見えます(^^)
この日の狙いは、塔頭の慈詮院さんの普賢象桜。
今年も見事な咲きっぷりを見せてくれました。
淡いピンク色の普賢象。夕刻にお邪魔したので、西日が桜の向こうからキラリ。
桜のシベの中央に、葉化した雌しべがあり、その様子が普賢菩薩の乗る象の鼻に例えられてこの名があります。
鐘楼裏には藤棚が満開に。もみじの新緑も美しい。
昨年ほど藤の花の房が伸びませんでしたが、今年も楽しませてくれました。
春の終わりに、八重桜などの遅咲き桜が楽しめる妙蓮寺でした。