2022桜咲く京都 六孫王神社・桜の彩り

　　 京都駅の西、東寺駅から北に位置する六孫王神社。祀られている清和源氏の中興の祖と言われる源経基が清和天皇第六皇子の子であり、つまり清和天皇からみて孫なので六孫王、というわけです。
（※4月3日撮影）





六孫王神社へ。京都駅の西、梅小路公園の南側に位置するこの神社、すぐ横を新幹線が通ります。
石の玉垣で囲われた空間は神龍池。経基が死後も龍神となって子孫繁栄を祈る、と言葉を遺したことから名付けられています。この玉垣の中にギュッと桜が詰まっていますね。丸い碑には「鯉魚塚」とあります。
本殿へと続く参道。六孫王神社の神使は「鯉」。先程の鯉魚塚もその縁ですね。鳥居の向こうの太鼓橋は鯉の橋＝恋のかけ橋なんだそうですよ。
末社の睦称稲荷神社も桜で彩られています。


この朱塗りの橋は、末社の誕生水弁財天社に渡る橋。
誕生水弁財天社は源満仲（清和天皇のひ孫）の産湯を汲んだという井戸がありました。
今の井戸は二代目だそうです。そんな格子窓の額縁の向こうには山桜が満開でした。
橋の上には桜が散り始めていました。
恋の橋だからか、結婚式の前撮りをここで撮る人がおられました。なるほどねぇ。お幸せに。朱塗りの橋と灯籠がいいアクセントになりますね。
山桜の向こうには唐門が。
新芽が芽吹いた緑色と桜色のコラボ。ハルイロですね。
濃淡咲き分けのちょっとめずらしい桃も満開になっていました。
六孫王神社はいろいろな桜が咲くことでも有名。こちらは白っぽいですね。オオシマザクラかな？
池のほうでは早咲きの枝垂れ桜が満開でした。
桜が咲き誇る足元には、可愛らしいチューリップの花壇が。
玉垣の内側に桜が詰まっている様子、よくわかりますね。
鳥居のむこうには新幹線の高架が。新幹線の乗客は、京都駅からすぐそばにこんなに桜が咲く神社があるのが見えるのかな？

鳥居の外にはビビッドな赤い桃が咲いていました。
一の鳥居の外から二の鳥居を。望遠レンズの圧縮効果で、桜がギュウギュウにみえますね。
さて、そろそろ失礼しましょうか。
そうそう、こちら、社務所前もいつもきれいにされています。サクラソウとボタンが満開でした。
おまけ。2週間後の4月17日です。新幹線の高架をバックに八重桜が何種類も咲きます。
こうやってみると、新幹線の窓は防音壁に阻まれて、桜は見えなさそうですね💦（※この写真では新幹線が高架を通過中です）