石蕗とホトトギス咲き乱れる常寂光寺

　　 こちらも秋の写真です。ホトトギスが咲く頃に出かけるのが好きな常寂光寺へ。ツワブキも咲いて、秋の花らんまんですが、人はとても少ないです。
（※10月17日撮影）




常寂光寺へ。重厚な黒い門がトレードマークです。
仁王門は青もみじに包まれていました。余談ですが、青もみじというのは、この時期のモミジを指す言葉だそうで、まだ赤くなっていないモミジ、という意味だそうです。昨今、新緑を「青もみじ」と称するきらいがありますがね。
そんな仁王門の前や傍らに咲き乱れるのがホトトギス。
結構たくさん咲くんですよ。あまり好んで撮影してる人はお見かけしないのですが、私は結構好きな花なんです。
そして、お庭を歩くと、早くもツワブキが見頃になっていました。
石段をバックに。まだ満開、とは言えないまでも、見頃開始が例年より1週間早かったですね。
ツワブキが群生する一角。時折来られる観光客も、仁王門をくぐって奥へ行ってしまうのでここは独り占めでのんびりでした。
石塔の周りにも石蕗。
おや、ここの石蕗は花びらが細いタイプですね。
おお、こちらはほぼ満開。ホトトギスとも競演していました。
キバナノツキヌキホトトギスも満開。
おや、ちょっと変わり種のホトトギスですね。ツキヌキではない、黄花のホトトギス。
花束みたいに、まとまって咲いている石蕗。あま～い独特の香りがします。
仁王門の横、苔の上に咲く石蕗。
石蕗にいざなわれつつ、末吉坂をあがっていきましょう。
おや、桔梗が咲いています。桔梗も本来は秋の花。半分紫、半分白いのは珍しいですね。
そして、庫裏の前で、この時期密かに楽しみにしている花を見つけました。なんだかわかりますか？苦いお茶になる、センブリの花です。10月末頃満開になるので、まだこの日は咲きはじめでした。
こりゃまた珍しく、秋咲きのツツジが咲いていました。
新しくできた、竹やぶの方のお庭へ。ここにもホトトギスがたくさん咲くのですが・・・
お目当ては水路近くに咲くこの子。
マツムラソウです。黄色いベルのような花がかわいい。
いい時期に訪れることができました。満開です。
多宝塔へと続く石段。まだまだ紅葉はしていませんね。
ここにも秋咲きのツツジが咲いていました。狂い咲きじゃないと思います。
さて、再び下のお庭まで降りてきました。青もみじバックに満開の石蕗を。
今年はホントに満開になるのが早かった石蕗です。
混み合うので最近は紅葉の頃に訪れていない常寂光寺。石蕗とホトトギスを見て秋を感じるのが定番になりつつあります(^^)