秋の花々たち（天寧寺・仏陀寺）

　　 例年秋の花々を楽しむことにしている今出川寺町界隈。ホトトギスや秋明菊がかわいらしく秋のお庭を彩ります。
（※10月11日、18日撮影）




鞍馬口に近い、天寧寺。入口の垣根は、枳殻（からたち）なんです。
トゲトゲの枝ですが、実は柑橘系。いい香りがします。でも、実は食用ではありません。
おなじみの額縁比叡山。
境内ではすすきが穂を出していました。
芙蓉も咲きます。手前は酔芙蓉みたいですね。
そして、奥の方では秋明菊とホトトギスが共演。
白い秋明菊。秋の初めを彩る、かわいい花です。
白と黄色。こっちを向いているみたいですね。
庫裏の入口では芙蓉と秋明菊が通路に彩りを添えていました。
素敵な玄関先、ですね。
訪れる人も、これはうれしいでしょうね。
地味ながらも、結構好きな花、ホトトギス。花の形状が独特ですので、気味が悪いという人もいますが（笑）
シロシキブの実もなっていました。
こちらは仏陀寺。拝観寺院ではないのですが、お庭を見せていただけます。これはパイナップルセージかな？
チェリーセージですね。満開～♪
そして、仏陀寺のお楽しみもこちら。ホトトギスです。
奥の鐘楼前に沢山咲きます。
人知れず咲いている感じですが、結構綺麗なんですよ。
そして、蹲のところのホトトギスが一番秋らしい風情を醸してくれます。
毎年楽しみにしている光景です。
蹲をいっぱい撮ってしまいました（笑）
そんなもん撮ってないで、私の相手してーな。飼い猫ちゃんが出てきて、甘えてきました（笑）
百日草もカラフルに。こちらのお寺もお花をいろいろ愛しておられます。
柑橘系の花ですね。橘かな？
山茶花も咲いていました。
後日、再び天寧寺へ。秋明菊は少しさみしくなりましたが、ホトトギスが花数を増やしました。
竹柵を挟んで、もりもりの満開です。
石塔のあたりにもホトトギスがいっぱい咲いていました。
ホトトギスと天寧寺の庫裏、十三重石塔をながめて。秋らしい雰囲気を楽しむのには、静かな寺町のお寺は最適ですね。