正壽院風鈴まつりライトアップ

　　 宇治田原の正壽院さんへ。来シーズンに、風鈴まつりのライトアップを企画しようかということで、試験点灯を実施されました。この夏はコロナ禍も収まり、ライトアップされた風鈴で涼を楽しむことができますように🙏




美しい文字でお迎えいただきました。蝋燭の明かりはチロチロと揺らぐので温かみがありますね。
日が落ちるまでに少し時間がありましたが、マジックアワーまで風鈴を眺めましょうか。
夏場でしたが、もう紅葉した木がありました。妙に鮮やかに感じましたね。
紫色の桔梗の風鈴に、ライトの明かりが小さく映り込みました。
ひまわりの風鈴が並ぶゲート。ライトアップされるとどうなるのかなぁ～、と興味津々。
あじさい風鈴にキラキラライトが映り始めました。だんだん雰囲気が出てきましたよ。
明るいうちの客殿にもお邪魔しました。花天井と猪目窓のある、すっかりおなじみの客殿です。
百日紅で花手水を施されていました。
そして、その花手水をバックに、風鈴が。
猪目窓の向こうもライトアップされていました。ほんのりと畳にハートマークが映り込みます。
アングルを替えると、猪目窓の向こうにも風鈴が。
さて、日が暮れてきました。ライトアップらしい光になってきましたよ～。
昼間の明るさで見る風鈴とはまた違う表情。照らし出される風鈴の色はやさしいですね。
マジックアワー到来。風鈴棚がライトに浮かび上がります。

正壽院さんのシンボルツリー的存在の槇の木がマジックアワーの空にそびえます。
本堂のほうにも入らせていただきました。しめ縄越しに見える風鈴。柔らかな光がいい具合です。
真っ暗の本堂側から眺める、照らされた風鈴。昼間の光景とは全く違う美しさがありました。
客殿の縁側。夜景の風鈴まつり、新しい光景として2022年から人気になりそう。
新たに公開された本堂裏のお庭です。船形の庭というそうで、右側の石垣が船なんですね。向こう側が舳先、という感じですね。

とっぷりと日が暮れて。ひまわりの風鈴が飾られた棚が闇に浮かび上がりました。
暗い中の風鈴たち。ちょっと不思議な空間に感じられました。
境内を見下ろして。ライトアップされた光景、なかなか見応えがありました。
最後は夜の客殿へ。花手水がライトアップされています。
春秋のライトアップにはお邪魔していましたが、夏場は初めて。猪目窓も縁側も緑色です。これは、お願いして縁側のライトをつけさせていただいた光景です。私はこのライティングが好きなのです(^^)
花天井も見えるように、一つライトをつけてくださっています。夜の客殿の美しさが浮かび上がり、風鈴の音に涼を感じることもできます。
この夏、こんな光景がみられますように。