菩提樹咲く（真如堂）

　　 真如堂の記事が続きますが、6月は菩提樹の季節。本堂前に立つ菩提樹の巨木、見事満開になりました。
（※6月6日、12日撮影）




早朝の真如堂へ。
本堂の前には大きな菩提樹が立ちます。
この日は開花した日だったらしく、蕾がいっぱいで、一部分が開花。お散歩の方が「昨日は咲いてへんかったんやけどな」とおっしゃってました。
一部分が咲いただけでも、いい香りがふわっと降りてきます。この香り、大好きなんですよね～。
花がよく開いている部分の下に立つと、菩提樹独特のいい香りに包まれます。
花はこんなに小さいんです。秋には実がなるんですよ。
次に訪れたのは6日後の12日。手水舎が緑に包まれて綺麗でした。
おなじみの手水舎のお花は、色づいた紫陽花とビヨウヤナギに。季節感がこの手水鉢に凝縮されていますね。
クチナシも満開に。この花も香水のようないい香りを放ちます。幸せになりますよ～。
そして菩提樹。超満開！でした。いい香りが充満します。
塔をバックに。小さな花ですが、これだけたわわに咲くとボリューム感いっぱい。
たわわに、というのは実がみのる様子に使う形容詞ですが、この花は「たわわ」がよく似合う咲きっぷりです。
足元をみると、もう早くに咲いた部分の落花が始まっていました。無数の黄色い花たち。これもいいタイミングだったかもです。
真如堂の提灯を入れたカットで。このあたりの花は低い位置なので、マスクを外して香りを思い切り楽しませてもらいました。
目立たない花、菩提樹。でも、その香りを知ると、満開の菩提樹をきっと探したくなると思います(^^)