2021紅葉輝く奈良 染まり始めた龍泉寺

　　 少し早めに訪れた天川村、龍泉寺。例年鮮やかな紅葉が楽しめる場所。早くも染まり始めていました。
（※10月23日撮影）




ドウダンツツジが真っ赤になった山上川沿い。冷気が上がるのか、例年色づきが良い場所です。

そんな洞川地区にある龍泉寺。例年10月末～11月初旬に紅葉が真っ赤に染まります。この日は染まり始め。
まだ手前と奥に色むらがありますね。でも、この池の水も湧き水で冷た～いんです。冷気が紅葉の色をどんどん深めていきますね。
なかなかいい色出ています。盛りまではあと数日ってところでしょうか。
まだ日当たりの悪い部分に緑色が残りますが、結構秋の彩りの雰囲気が出てきています。ほらね。手前の葉っぱも、あと数日で緑色が抜け、鮮やかさを増します。染まりかけはこうやって黒ずみますね💦
修行者が水垢離をする龍王池。このお寺では、池自体をご神体としておられます。そんな池の上にレインボーカラーに色づいたモミジが。

染まりかけの色味もいいものです。まさに錦色、ですね。
納経所の屋根の上にも色づき中の黄色や赤のモミジが枝垂れかかります。
真っ赤もいいけど、黄色もね(^^)美しい秋色の共演です。
紅葉で彩られた納経所の奥に見えるのは便殿。なんと、大正天皇の行在所を滋賀県彦根城より移築したものだそうです。
龍王池越しに本堂を眺めると、秋色のグラデーション。錦色に染まりゆく頃の龍泉寺、楽しめました。