サツキ咲く獅子の児渡しの庭（正伝寺）

　　 デヴィット・ボウイが涙した、というエピソードが伝わる正伝寺の「獅子の児渡しの庭」。七五三式のお庭の主役の植え込みはサツキなんです。
いいお天気の午後、サツキ咲くお庭を訪問しました。
（※5月23日撮影）




正伝寺へ。駐車場に車をとめて、徒歩で山道のような参道を登っていきます。
門をくぐったこの石段と仏様が参道の入口。あとはひたすら山道を登ります。
高台にたつお寺、正伝寺。受付を終えて本堂へ向かうと、お庭を向けば比叡山が綺麗に見えます。
そして、本堂前に広がるのが「獅子の児渡しの庭」。
サツキが咲く時期がこのお庭の一番はなやかな時期。あとは、お月見の場所としても有名ですね。
七五三式の植え込み。植え込みの数を、演技の良い奇数で、手前から七、五、三としているわけです。


少しアングルを下げてみました。空が広いお庭。清々しいです。なるほど、お月見にも適しているわけですね。
本堂の額縁にて。
もういっちょ。
最後は比叡山も額縁に入れてみました。
良い空でした。気持ちよくて、縁側でのんびりさせていただきました。
いい天気だったのでコントラストがどうかなと思いましたが、これだけ空が広いと、本堂の影がクッキリするくらいですね。比叡山が見えることから分かる通り、東を向いているので、お天気いい日は午後から訪れるのが良さそうです。
トップライト気味のお日様のおかげでスッキリしたお庭を青空のもとで眺めることができました。お月見に正伝寺に行ってみたいけど、なかなか実現できていません（笑）