麦の秋と三岐鉄道

　　 もう秋の気配が来ていますが、今日の記事は「麦の秋」。5月初旬に員弁（いなべ）の麦畑、そば畑を見に行ってきました。牧歌的な景色の中を走るのは三岐鉄道。にわか鉄ちゃんになってきました(^^)
（※5月8日撮影）




いなべに到着。見事な麦畑が拡がっていました。シロツメクサのラインとともに、モフモフの麦がベッドのように。
成熟中の麦ってこんな感じなんですね。麦の秋って言われる意味が分かった気がしました。
そんな「秋色」をした麦畑の向こうをガタンゴトン、と音を立てながら黄色い車輌が走っていきます。三岐鉄道・北勢線です。
ナローゲージという、狭い線路幅の軌道を走る路線。鉄ちゃんたちには有名なんですって。
次は丹生川駅にやってきました。こちらはナローゲージではありません。電気機関車がモーター音を響かせてやってきました。
駅の屋根は、きっちり一両分くらいしかない、小さな駅なんですね。
セメントのタンク車を牽いて丹生川駅を通過していきました。
ちょうど田植えの季節。働く車、トラクターが頑張ってます。規則正しく植わった稲の苗が何ともかわいい模様に。
霞む藤原岳が水面に映って、ちょっと絵画っぽくなりました。
駅近くで蕎麦畑が満開に。夏そば、ですね。蕎麦といえば秋の花と思っていましたが、この時期にも満開になるんですね。後ろをゆく電車は、西武鉄道時代の「赤電」塗装を復刻させた車輌。
逆サイドからきたのは、おなじみ黄色い車輌。こちらも元は西武鉄道で走っていた車輌だそうです。
別の場所にて。麦畑の上を走るかのような、赤電カラーの三岐鉄道。
ゴトンゴトン・・・とローカル線らしい音を響かせて走り去っていきました。
何ともかわいらしい車輌ですね。これぞ三岐鉄道、という黄色とオレンジのカラーリング。
波打つように揺れる麦畑の向こうを駆けていきました。
再びナローゲージの北勢線へ。お、この場所では田植え後の田んぼに映り込むんじゃ？と待ってみました。まあまあいい感じじゃないですか？（笑）

めがね橋の上を走る北勢線。めがね、と言いつつ三連のアーチです。コンクリートブロック製の眼鏡橋は全国的にもめずらしいそうで。
鳶がふわ～っと三岐鉄道の上を舞っていました。
麦の秋、そして夏そばの花を楽しめたGW後のいなべ・三岐鉄道路線。秋の蕎麦畑も行ってきましたので、また近々アップしますね。