ブログトップ | ログイン

花景色-K.W.C. PhotoBlog

京都・奈良を中心に、花と緑や紅葉の景色、そして時々舞妓さんを撮影しています


by Katsu

ユキワリイチゲ咲く社(瀧樹神社)

  
ユキワリイチゲ咲く社(瀧樹神社)_f0155048_23190648.jpg
雪割一華(ユキワリイチゲ)
キンポウゲ科イチリンソウ属のかわいらしい花です。

(※3月14日撮影)






ユキワリイチゲ咲く社(瀧樹神社)_f0155048_23191521.jpg
瀧樹神社へ。
木漏れ日が美しい参道を歩きます。

ユキワリイチゲ咲く社(瀧樹神社)_f0155048_23212616.jpg
そして、杉木立の場所の足元まで行くと・・・
咲いていました!ユキワリイチゲです。

ユキワリイチゲ咲く社(瀧樹神社)_f0155048_23213221.jpg
この花、昨年、丹波篠山のとある神社で見かけたのがお初で、
また会いたい、と思っていました。
滋賀県にも咲く場所があったんですね~(^^)

ユキワリイチゲ咲く社(瀧樹神社)_f0155048_23215721.jpg
淡い紫色の花。
学名はAnemone keiskeanaといいます。
このkeiskeanaとは、幕末~明治期の植物学者、伊藤圭介を指します。
伊藤圭介は、シーボルトに師事し、日本初の理学博士となった人物。

ユキワリイチゲ咲く社(瀧樹神社)_f0155048_23224475.jpg
花粉、おしべ、めしべ、という、我々にも馴染みの深い言葉は
伊藤圭介が作ったと言われます。
ユキワリイチゲの他にも、スズランやヒカゲツツジの学名に、
伊藤圭介の名前が献名されています。

ユキワリイチゲ咲く社(瀧樹神社)_f0155048_23225564.jpg
この花、寝起きの悪いお花でして(笑)、この日も12時を過ぎての訪問でしたが、まだこのとおり、花が開いていません💦

ユキワリイチゲ咲く社(瀧樹神社)_f0155048_23230979.jpg
ふぁああぁあぁ~
あくびが聞こえてきそうな花の様子ですね😁
お日様があたるか、温かくなるなどして、やっと開いてくるのです。

ユキワリイチゲ咲く社(瀧樹神社)_f0155048_23235795.jpg
円になって。
みんなでお昼寝から起きて、あくびしてるみたいですね(笑)

ユキワリイチゲ咲く社(瀧樹神社)_f0155048_23240393.jpg
この日はちょっと冷え込んだこともあり、寝起きが遅かったようです。
1時間ほど待って、日当たりの良いところはやっとこのくらい開きました。

ユキワリイチゲ咲く社(瀧樹神社)_f0155048_23241237.jpg
かわいい紫の花。
たくさん咲くんだなぁと思って感激したのですが、
地元の人によると、今年は不作とのこと。

ユキワリイチゲ咲く社(瀧樹神社)_f0155048_23243515.jpg
確かに、過去の写真を検索すると、もっと一面に咲いている写真もあり・・・
今年は気候の関係か、花つきは悪かったようですね。

とはいえ、滋賀県でこのユキワリイチゲに会えたこと、とてもうれしかったです。

ユキワリイチゲ咲く社(瀧樹神社)_f0155048_23244040.jpg
いい色ですよね~。
雪割一華、という名前のセンス、すばらしいですね。

ユキワリイチゲ咲く社(瀧樹神社)_f0155048_23245636.jpg
足元に輝く、青い星。

ユキワリイチゲ咲く社(瀧樹神社)_f0155048_23252275.jpg
ちょっとおネムの子が多かったのはご愛嬌でしたが・・・

ユキワリイチゲ咲く社(瀧樹神社)_f0155048_23252733.jpg
ユキワリイチゲに会える場所に出会えてよかった。

ユキワリイチゲ咲く社(瀧樹神社)_f0155048_23254067.jpg
ちなみに、この花びらに見える部分は、萼片(がくへん)だそうで。
なるほど、裏から見ると、花びらとは少し違うように見えますね。

ユキワリイチゲ咲く社(瀧樹神社)_f0155048_23254937.jpg
来シーズンは満開のユキワリイチゲに会いたいな。
お寝坊気味の子たちに会うため、次の機会は午後から伺いますね(笑)


   にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へにほんブログ村 写真ブログへにほんブログ村 写真ブログ 風景写真へにほんブログ村 写真ブログ 京都風景写真へ PVアクセスランキング にほんブログ村   
by kwc_photo | 2021-05-20 07:20 | 滋賀(Shiga) | Trackback