2021桜咲く奈良 護念院のしだれ桜

　　
今年もこの素晴らしい枝垂れ桜を見に行くことができました。昨年に続き、また曇り空でしたが、最後は少し青空も。静かに楽しむ枝垂れ桜、お楽しみください。
（※3月20日撮影）




當麻寺塔頭　護念院へ。門をくぐると満開のしだれ桜が見えました。
塀から溢れ出るように。本当に見事な枝振りなんです。
幹も立派。これだけでも日本画のような美しさです。
納骨堂をバックに。曇り空でしたが、時折雲が切れて青空が覗きました。
見上げるしだれ桜。このしだれ桜の下にいると、本当に春爛漫を感じられます。
空が青ければ、もっと桜シャワー感が出るんですがね～。というわけで、あまり空を入れないカットで。
客殿裏手のお庭は、展望台まで上がることが出来ます。これは途中からの光景。お寺の甍が重なる中にしだれ桜が佇みます。
なんという存在感。堂宇を包み込むようなしだれ桜の威容です。
今年は展望スペースを少し広げられました。お寺の方から教えていただいて、さらに上から。ちょっと手前の枝が目隠しになりますけどね。
でも、見下ろすしだれ桜もやっぱり圧巻です。手前には桃も咲いていました。
再び降りてきました。しだれ桜の真横あたりから。本当に屋根が隠れてしまうほどの枝ぶりです。
客殿のガラスに映り込みが。
これも映り込みなんですよ。室内の障子と、映り込んだ納骨堂の屋根が混ざっています。
納骨堂前では侘助椿と桜の競演。

お堂の縁側から、少し目線をあげて撮影させていただきました。
見飽きないしだれ桜。この大きな一本、というのが印象的で素敵です。
西塔も屋根越しに見えます。昨年工事も終わって、またちゃんと見えるようになりました。
まるで桜のベールを被った花嫁さんのような東塔。
花数も圧巻ですね。
客殿の屋根と桜を切り取ってみました。
もう少し広めに。桜の簾越しに見る堂宇の美しさも素晴らしいですね。
このしだれ桜は、樹齢300年超と言われます。奈良にはこのクラスの長寿な桜がいっぱい。見応えある姿は、見るものに感動を与えますね。
侘助椿も可愛らしく咲いています。
客殿の中に入れてもらいました。ガラス戸越しのお庭も美しい。
こんなお部屋なら、飽かず外を眺めてしまいそう。
格子窓越しにも桜を捉えてみました。
美しいお部屋からの額縁桜をたくさん楽しめました。
額縁といえば、石灯籠の額縁で侘助椿を撮ってみましょ(^^)
いくらでも撮ってしまう見事な桜・・・でも、そろそろお暇しましょうか。
石灯籠へ向かって垂れる姿を再度眺めて、外へ出ました。
再び振り返って塀越しに桜を眺めると、手前に山茱萸も満開になっていました。
今年も見事な満開の姿を見せてくれてありがとう。
おまけ。西塔の方へ歩いていくと、こちらはソメイヨシノが党を彩っていました。
塔の向かって左側にもソメイヨシノが。ちょっとだけ青空も出ましたよ。

国宝の2つの塔が眺められる當麻寺、季節も進んでいるのでまた行かなくっちゃ。