Prologue! 2021桜咲く京都 旧成徳中学校の春めき桜

　　 街中に突然春の便りを届けてくれる桜並木。旧成徳中学校の校舎沿いに咲くのは「春めき桜」。神奈川県足柄で作られた品種で「足柄桜」とも呼ばれます。
（※3月11日撮影）




四条烏丸を少し南へいった高辻通。街中の旧中学校であった近代モダンな建物沿いに桜が咲きます。
その名も「春めき桜」。南足柄市の農家が作った品種で、2000年に登録されたという、比較的新しい種類の桜です。
河津桜に遅れること数日で満開になるこの桜。枝垂れ桜やソメイヨシノより少し早く満開になるので、まさに「春めいてきた」頃に咲く桜です。
アーチを描く窓がモダンなこの建物は、昭和6年建築。京都は寺社だけでなく、こういう建物と桜も楽しめますね。今年は工事中ですが、京都府庁旧本館などもその一つです。
淡いピンクの桜。突如出現した桜並木に、街を歩く通勤の人々や車で通りかかる人も桜を見上げます。
道路側からしか撮影できないのでアングルは限られますが・・・
道路と校舎との間でギュッと咲いた春めき桜は、春の勢いを十二分に感じられます。
例年なら足元の花壇にいろいろ花も咲くのですが、今年は桜が駆け足。他の花がついてこられていないかな💦
旧成徳中学校跡の春めき桜、出勤前に楽しめた「道路沿いの春」、でした。