Prologue! 2021桜咲く京都 長徳寺のオカメ桜

　　 京都の春を高らかに告げるような長徳寺のおかめ桜。鮮やかなピンク色が特徴です。しかし、今年は本当に早かったなぁ。
（※3月8日、13日撮影）





長徳寺へ。あまりに早すぎる満開に、ほとんど人はいませんでした(^^)
華やかな色が特徴のおかめ桜。イギリス人桜研究家・イングラムが寒緋桜とマメザクラをかけあわせて作った品種です。
長徳寺の碑をいろどるように満開となりました。
太い中央の枝が切られ、平べったくなっていますが、背後の一本が成長し、トータルではバランス良い樹形に見えるようになりつつあります。今年は満開期がズレたのが残念(^^ゞ
定番のお堂とのショット。
そう、このお堂のガラスに映り込むんですよね。
ひとマスだけを使って・・・
つぎは半面全部を使って、いろいろ写し込んでみました。
遺伝子である寒緋桜の特徴である、下向きの花。見上げると、みんなこっちを向いてくれます（笑）
朝は曇っていたのでお昼休みに再訪問。むむー、まだスッキリしない。
庫裡を覆い隠すほど、たくさんの花をつけたおかめ桜。
お隣にはおかめ桜のお父さんとも言える寒緋桜が満開になっていました。
このおかめ桜、メジロの大好物なんですよね。花ごと落っこちているのは、ヒヨドリかメジロがついばんだ跡なんです。
ま、かわいいから許す（笑）
「まったく、メジロばっかり追いかけてからに～！」スズメに睨まれました💦
「しゃーないな、ウチもポーズとったろか？」スズメが親しげに寄ってきましたよ。
「ほれ、どない？ちょっとメジロよりイケてるやろ？」
ホントにポーズとってくれるように寄ってきてくれたので、このショット、標準ズームで至近距離で撮りました(^^)
スズメと遊んでいる間に、青空が広がったのは晴れ男のなせるワザか（笑）
とはいえ、あまりスッキリはしなかったのですがね。でも、満開のおかめ桜を楽しめて、嬉しかったです。
後日。雨の後、どうかなと思って再訪問すると・・・ピンク色に染まる桜の足元。
これは見事な桜の絨毯！
今年のおかめ桜は、あっという間に咲いて、散っていきました。3月13日で散ってしまうなんて、史上最速じゃないですかね。ビックリです。