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花景色-K.W.C. PhotoBlog

京都・奈良を中心に、花と緑や紅葉の景色、そして時々舞妓さんを撮影しています


by Katsu

雪の中の座禅草(近江今津)

  
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ザゼンソウは初めて見る花。
雪から顔を出す姿が見たいと思っていたのですが現実となりました。

(※2月20日撮影)






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ザゼンソウ群生地へ。
雪の中から紫色の花が沢山顔を出しています。これがザゼンソウ。

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花が咲いてから葉っぱが出てくるのだそうで、ちょうど葉っぱが顔を出す満開時期でした。

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住宅地の中の竹やぶに囲まれた湿地。
ザゼンソウが群生している不思議。

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聞けば、この近江今津がザゼンソウが育つ南限だそうです。
なるほど、これまでお目にかからなかったわけで。

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達磨大師が被を頭からかぶって座禅をしているような姿。
ザゼンソウとはナイスネーミングですね。
でも、アメリカでは、その花の放つ独特の悪臭から「スカンクキャベツ」なんていう
かわいそうな名前をつけられているのだそうです(^^ゞ

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せっかく雪の中から顔を出しているので、余白を大事にしてみました(^^)

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こちらは顔の部分がハートマーク。
モモレンジャーみたいですね(年齢がバレる(笑))
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ザゼンソウの根本の雪が解けるのは、ザゼンソウが熱を発しているからだそうで。
中央の黄色い部分が氷点下の気候においても20~23度程度に発熱し、
臭いを発することで虫(ハエ)を集め、受粉を媒介させるのです。

雪の中の座禅草(近江今津)_f0155048_21342252.jpg
なので、雪が積もった数日後となったこの日は、絶好の撮影日和。
雪を解かして顔を出したザゼンソウをたくさん見ることができました。

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あっちを向いたり、こっちを向いたり。

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まるくなったり、

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細長く咲いたり、集まったり。

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いろいろな「座禅」スタイルで雪の中に佇んでいたザゼンソウ。

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ふいに見つけたレッドスター。
何かの実のなった跡ですかね。

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雪の中で肩を寄り添うように。

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赤黒い被に黄色い花、土の上ではなかなか難しい被写体だったと思います(笑)
雪の中で撮影できてラッキーでした。


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by kwc_photo | 2021-03-09 07:09 | 滋賀(Shiga) | Trackback