水仙咲く境内（般若寺）

　　 花の少ない冬場の、かわいらしい彩り。

般若寺の境内には水仙があちこちに咲いて、冬枯れした景色に文字通り花を添えてくれます。

（※1月17日撮影）

般若寺へ。

本堂前にはロウバイと水仙が咲いていました。

石仏様のまわりには、あちこちに水仙が咲いています。

貴重な冬の花ですね。

国宝の楼門をバックに。

水仙に埋もれるような石仏さまたちも般若寺らしい光景ですね。
冬場の花の彩り。

仏様の表情もこころなしかニッコリ。
朝の光の中、石仏様と水仙が並ぶ光景に癒やされます。
本堂前には、倒れてしまった水仙にもう一度命を吹き込んでいただいた「花手水」が。

たしかに、花が満開になる頃、雨露がつくと水仙の頭が重たくなって倒れてしまうんです。

そんな花たちを摘んで、こうして飾っておられるんですね。

蝋梅の花もそえられている花手水がありました。

冬の花コラボですね。

キラキラ、宝石のようです。

陶器の容器も含め、おしゃれだなぁ。

花手水とともに、カラフルな花瓶にいけられた水仙もかわいらしかったです。

仏様の前にも蝋梅と水仙がいけられています。
青空にそびえる十三重石塔。

重要文化財です。
秋はコスモスに彩られる本堂、この時期はぐるっと周りを水仙が囲んでいます。

山茶花もまだ満開でした。
それでは本堂まわりの石仏様シリーズを。

水仙と共に、シロミノマンリョウもたわわに実をつけていました。

この仏様、いつも好きなんですよね～。

半跏思惟の姿勢ながら、楽器持ってる感じがなんともアンニュイ😁

水仙の花も、素朴ながらとてもかわいらしいですよね。

たくさんの水仙の花に囲まれた石仏様たち

その様子にホッコリとさせていただきました。

本堂前の蝋梅は5分咲き。

そろそろ蝋梅シーズン突入ですね～。

なんとか石塔と水仙を絡めたくて見上げてみました。

般若寺の光景らしい写真になったかな？

この日は寒さも和らぎ、小春日和。

水仙にうもれるような石仏様は、なんだか暖かい日差しの中で、うたた寝しているようにも見えました。

さて、そろそろお暇しましょう。

重要文化財の経蔵前の薬師如来様と花瓶にいけられた水仙・南天。

1時間以上、のんびり境内を散策させていただいた般若寺さんでした。