慶恩寺のサルスベリ
          
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宇陀のお寺、慶恩寺。
浄土宗のお寺です。

立派な百日紅の花が咲くと聞いて訪れました。

(※8月26日撮影)





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慶恩寺へ。
お寺としての歴史は古く、天武天皇の吾城行宮を拝領して、とのことなので平城京以前ですね。
現在は当時の古い建物などはありません。


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夏空に咲く。
元気のない百日紅が多かった中、頑張って咲いていました。


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今年は枝先だけに花がつくパターンの木が多かったですね。


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この木も例外ではなく、枝の密度が高い分、花の赤が目立っています。


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このお寺は、宇陀にあった秋山城(松山城)の城主、秋山氏の菩提寺。
豊臣秀吉の弟、秀長が大和郡山城に入城して奈良を収めた頃、秋山氏は城を去ったそうですが、
その頃までは秋山城と呼ばれていたそうな。



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兵どもが夢の跡。
秋山氏は戦国時代、筒井順慶や蒲生氏郷の配下となったり、関ヶ原の戦い時の上杉討伐に加わったりと、
時代の荒波に揉まれつつも活躍したようですが、大坂の陣では豊臣方として大坂城に入り、
秋山右近が討死し、滅亡したと言われます。


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このお寺に出会わなかったら、奈良を治めていた秋山氏のことも知らないままだったでしょう。

歴史の教科書ではあまり表舞台に出てこない武将を知った、慶恩寺でした。

※秋山氏を調べると、諸木野を巡る戦いや、多武峰の戦いなど、
 奈良の撮影で訪れる地名がいろいろ出てきて興味深いです(^^)
by kwc_photo | 2020-09-25 07:25 | 奈良(Nara)
    
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