2020桜咲く京都 さくらと春の花咲く雲龍院

　　 いつも花の終わりぐらいに訪れる雲龍院のしだれ桜、今年はコロナの脅威が迫る中、早めに訪れました。
春の花も咲き始め、美しいお庭を楽しめました。
お華のおもてなしも健在。雲龍院の春景色、お楽しみください。

（※3月29日撮影）





入口で満開で出迎えてくれたのはミツバツツジ。
今年は3月に満開を迎えました。早い！


参道の椿もたくさん花をつけていました。


本堂前のお庭から、桜が覗いています。
山桜系でしょうか。


まずは大輪の間へ。
雪見窓から見えるしだれ桜。奥には利休梅も咲き始めています。


いつも見頃終盤に訪れていましたが、今年は緊急事態宣言も噂され、4月がどうなるかわからない状況だったので
早めに訪問しました。満開にはちょっと早かったかな。


ともあれ、ここで利休梅としだれ桜のコラボが見られることがわかりました(^^)


まだ蕾もありましたが、この雪見窓から眺めるしだれ桜、好きなんですよね。


さて、別のお部屋にも行ってみましょうかね。


色紙の窓からは石灯籠と利休梅が見えました。


勅使門の脇にもしだれ桜があります。


こちらは参道から見えていた山桜ですね。


悟りの窓から蕾がたわわな花海棠とミツバツツジを。
花海棠の満開を見たかったのですが、ちょうど見頃の頃に緊急事態宣言が発令されてしまいました・・・


迷いの窓からのほうがミツバツツジの植え込みが全部見えますね。


雲龍院さんといえば、通せんぼや関守石などのかわりに飾られる華道の作品ですよね。
この時期は落椿を表現したダイナミックな作品が。黄色はサンシュユですね。


秋に美しい楓の木も、すっかり新緑をまとっていました。


この廊下はいつも前衛的なお華が飾られますね～。
この日はミモザの満開の花がドドンといけてありました。ダイナミック！